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満員電車並みの混雑 (3月17日 1時)
さらにアルテアやIMSAI用に会場で売られている増設メモリーも、八Kバイトや一六Kバイトといった大容量のものが主役となっており、果ては一枚の増設ボードで六四Kバイトという度肝を抜かれるような代物まで登場していた。本体にもともと付いてくる二五六バイト、五一二バイトといったレベルのメモリーで使うのは、すでにここでは常識はずれとなっていた。
こうしたメモリーの大容量化を促進していたのは、ベーシックだった。アメリカのユーザーたちはすでに、ごく一般的にベーシックを載せてプログラミングの環境を整えはじめていた。ベーシック自体の規模にもよるが、言語を載せるためにはそれだけで二Kバイトから八Kバイト程度のメモリーを余分に用意しておかなければならない。そのためには、メモリーの増設が不可欠だった。