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映画『グラン・トリノ』の感想 (2月9日 4時)
良い映画でした。
クリント・イーストウッド監督の作品は「ミリオンダラ~」しか見てませんし、彼が主演していた西部劇ものも見てませんが、この映画はいい。
たぶん、今現在のアメリカを象徴するような、深いふか~いお話なんでしょうが、そこら辺がよくわからなくても十分楽しめた映画でした。決して、単純に“おもしろい”っていう作品ではありません。
アメリカだけに限らず、日本でもこういう頑固親父が必要なんだと思います。昔はこういうおっさんが日本にもわんさかいたはずなんです。今や絶滅危惧種です。
ウォルトの責任の取り方、ハッピーエンドじゃないけれど、すごくカッコよかった。クリント・イーストウッド自身が演じたからこその漢(おとこ)の背中でした。