アトピー肌のクレンジングのポイント (3月28日 11時)
基本的には、石鹸で洗い落せる程度のメイクにし、クレンジング剤を使わないで済むようにすることがベストです。しかし、どうしてもメイクをすることが必要な時や、紫外線対策としてファンデーションを塗った方がよい場合もあります。
そして、アトピーとか保湿
そのような時には、水で洗い流せるタイプのクレンジング剤は低刺激のものを選び、オイルや、コールドクリームタイプのクレンジング剤は界面活性剤の含まれていないものを使うようにしましょう。
その際、最も注意すべきことは「摩擦」です。肌をこすって物理的に角質層を傷つけてしまうと、肌のバリア機能や水分保持力が低下してしまいます。次のような点に注意し、肌をこすってしまわないようにしましょう。
オイルやコールドクリームの量が十分でないと、手の滑りが悪くなったり、手と肌の間のクッション性が落ち、知らない間に皮膚をこすってしまいがちです。オイルやコールドクリームは十分な量を使用するようにしましょう。
特に冬場は冷たいオイルやクリームだと、肌へのなじみが悪い場合があります。なじみが悪いと、どうしても必要以上に手を動かし、こすってしまうことがあります。清潔な手の平の上で人肌に温めてから肌の上にのせましょう。
メイクや汚れが浮いたらティッシュやコットンで油分を吸い取りますが、最も気をつけなくてはいけないのが、このティッシュオフする時です。ティッシュやコットンは上から抑えて「オイルを吸収させる」のみにし、「ふき取る」ことはしないでください。
目元の皮膚は他のパーツよりも薄く、傷つきやすいため、特に注意するようにしましょう。マスカラはお湯で洗い流せるタイプのものを使用するなど、メイクオフがしやすいものを選ぶことも重要です。