高血圧の基準は (2月8日 12時)
血圧検査は定期検診で必ず行うので、自分の血圧が高めかどうか何となく分かっている方は多いでしょう。正常血圧は最高血圧が130未満で最低血圧が85未満ですが、実は正常値の範囲内には「正常高値血圧」と言う正常値の中でも高値の血圧もあります。
そして、血圧しか下げる
正常高値血圧は最高血圧が130〜139か最低血圧が85〜89です。それから、高血圧の基準は最高血圧が140以上か最低血圧90以上です。
その中でも、T〜V度高血圧、収縮期高血圧などの高血圧も存在します。T度高血圧は最高血圧が140〜159か最低血圧が90〜99、U度高血圧は最高血圧が160〜179か最低血圧が100〜109、V度高血圧は最高血圧が180以上か最低血圧が110以上の高血圧です。
収縮期高血圧は収縮期のみの高血圧で、収縮期血圧である最高血圧が140以上で最低血圧が90未満の高血圧のことを言います。
高血圧は生活習慣病の1つで、年齢とともに起こりやすくなる病気です。若い時は代謝が活発でちょっと悪い生活習慣を続けていても、重大な病気に発展することは少ないかも知れません。
でも、年齢とともに体の機能が低下していくと、今までの悪い生活習慣が重大な病気を引き起こすこともあります。高血圧だからと言ってすぐに死に至る訳ではありませんが、高血圧は放置しておくと死の危険性のある様々な病気を併発することがあります。
なので、「血圧が少し高めかも知れない。」と感じたら、すぐにでも血圧を下げる対策をすべきです。では、高血圧の基準や高血圧が引き起こす可能性のある病気について見ていきましょう。