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トドメさんと (10月13日 0時)

トドメさんの素敵なぼさぼさ髪が描けなさすぎる(血涙)
作品のタグ:【怪奇螺旋企画】

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「おい!清水!!」

さっきからずっとこの調子だ。

何度呼びかけてもうんともすんとも言わない。耳をふさいだとしても少しぐらい聞こえるだろうに、清水はなにも返さなかった。嫌がらせかくそ。

「うるさいな、」

「は?」

なんて言いやがったこいつ。うるせぇ?は??俺の声がか?まぁそれしかないだろうが。
なにせここらは人の気配なんて微塵も感じない。反響する俺の叫びにも似た声は確かにうるさかっただろう。だとしても言うか、普通?…やっぱ嫌がらせだろこれ。

一人で悶々と考えていると清水が振り返った。その眉間には珍しく皺が寄っている。
相変わらず手は耳をふさいだまま、口を開いた。

「師匠は聞こえないんだよね、これ。いいな。めちゃくちゃうるさくてそのうち病むよ」

これ、とはなんだ。まさかかごめか?

「‘‘くるな’’って。だんだん大きくなってる。耳ふさいでも無駄だねこりゃ」
「…ぜんっぜん聞こえねぇ。そんなにか?」

ようやく清水が耳から手を放した。そしてふらふらとお堂へと近付いていく。
そっち一番行っちゃ駄目なとこだろやめろ止まれ。廃れた賽銭箱の前で清水は制止した。
toratyan - 2014/10/13 00:29:47 違反報告 -
「おい…おい。もうそれ以上進むなよ進んだら刺す。殺す」
「うわ、師匠それかごめより怖いよ」

声だけでカラカラと笑う清水。だから引きつってるっつうの。

「、あれ…?」

ザァ、と木々が揺れる。風なんて吹いていないのにだ。
影が移動する。夕日は沈んでいないというのにだ。

「清水、」

そっから今すぐ離れろ。そう言いかけた時。それは聞こえてきた。

かーごーめーかーごーめ
かーごのなーかのとーりーは
いーつーいーつーでーあーる

よーあーけーのばーんーに
つーるとかーめがすーべった

「清水!!こっちこい!!!!」

うしろのしょうめん


だぁれ?


お堂の扉が開く音がした。
toratyan - 2014/10/13 00:49:30 違反報告 -
たぶんつづく。
toratyan - 2014/10/13 02:30:13 違反報告 -
toratyan - 2014/10/13 03:18:58 違反報告 -

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