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気持ち (7月19日 18時)
あのとき君に出会わなかったらと思うと、少し怖いんだ。
君に出会えたから、今こうして前に進もうって思える。
ありがとう。
臆病で弱い俺だけど、精一杯気持ちを伝えるよ。
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糸交換@後夜祭ですよ!!!糸じゃないね、もはやリボンだね!!!!(爆)
風音さん宅ののかちゃんに告白です。頑張れ、かんちゃん( ;∀;)
コメ欄にすっごい長い小説もどき投下します。久しぶりに文字書いたのでヘッタクソです。どうかその長さに引かないで下さい(震え)
彼女との出会いは決して良いものではなかった__
突然、知らない女の子から「あなたの弱みを見てしまった」と告白をされた俺は正直いうと心臓が止まりそうなほど驚いた。
目の前に現れた彼女は終始うつむいていて、守護漢字の能力で見てしまったことを話してくれた。そこで気になったことは一つ。
【何故見てしまったことをわざわざ俺に言いに来たのか。】
彼女はそこでようやく顔をあげて、俺の目を見た。
「あなたが心配になって」
その一言で、彼女は俺の触れてほしくない領域に足を踏み込んだ。
彼女は「自分とあなたは似ている」と言った。でも自分の方が弱い、と。
そんなことはない。俺の方がよっぽど弱い。いつまでも過去に捕われて、人を傷つけるのが怖いから人に接しない、なんてただの弱虫がやること。
でも彼女は違う。今こうして俺の目の前にいることが【強さ】だ。
彼女は、俺のトラウマを見たことを隠せたはずだ。自分の胸の内にしまっておけばそれで済んだ。でも、そうしなかった。むしろ気にかけてくれる優しい子。そしてそれを実行する勇気。その力は紛れもない強さだ。
俺は、その【強さ】に憧れた__
それからというもの、彼女と会う頻度が増えた。
彼女は色んな事を話してくれた。俺のトラウマを見てしまったから、次は私の過去を話す。これでおあいこだ、と彼女は微笑んだ。そんな必要性はどこにもないのに。
彼女は律儀だということを知った。
そして同時に、決定的な違いも知った。
彼女は大切な人に傷つけられ、俺は大切な人を傷つけた、という過去の違い。
君は確実に俺の事を慕ってくれている。今まで誰も踏み込もうとしなかった領域に足を踏み入れ、俺を救おうとしてくれている。けど、俺はその手を取ることは出来ない。
長い間ずっと闇に閉ざされていた俺の心にようやく一筋の光が差したはずなのに、俺はそれを拒絶する。だってきっと__
「どうして、そんなに怖がるのですか」
的確な言葉にドキッとする。
あぁ、また……君は踏み込んでくるんだね?完全に閉じ切った心の扉を、君は必至にこじ開けてくれる。人と接するのが苦手なくせに、一生懸命に言葉を紡いで届けてくれる。
それが何だかとても新鮮で、むずがゆい気持ちになった。
だって、俺の事を【信じてる】って言ってくれたんだ。
「すぐ迷惑になる、ばかり考えないでください、…自分は先輩が、こんなにも優しい人って分かってます、だから…傷つけられたくらいで、あなたを怖がることなんて、ありません…」
こんなこと言われたの初めてで…。だから、ずっと考えてたんだ。
信じるって何か。大切な物って何か。
でも、やっぱり俺は臆病だね。君に出会っても何も変わらない。
彼女との穏やかな時間を過ごせば過ごすほど、過去の自分が囁くんだ。
__また、大切な人を傷つけるの?
怖かった。自分を信じることが出来ない。また何かのはずみで力が暴発するのではないか、大切な人を傷つけるのではないか……、分かっている。もうこれは過去の事。
でも、あの頃から罪の意識は消えなくて、その意識に雁字搦めになっていた。
たとえ彼女が「信じる」と言っても、どうしようもなく不安で仕方なくて……
あぁ、ごちゃごちゃ細かいことを気にする自分が本当に嫌だし、男としても最低だと思う。
そこで俺は尋ねた。
とても難しい質問を。そう、とても意地の悪い質問を__
「人を信じるって何?」
「…人を信じることは、自分を愛すること…だと思います…」
その問いに、俺は世界が開けた気がした。
そして俺はまた、彼女の【強さ】に触れた__
「自分を愛するから…人も信じることが、できる…
…自分を愛せない人が、人を信じることはできない、と思います……」
はっきりと言い放った彼女は俺には眩しすぎて…、でもその光にすがりたいような……触れたいような錯覚も起こした。
俺は君に触れたい。でも触れた瞬間、それは崩れ落ちてしまいそうでっ……
そんなジレンマの中、ただひたすらに考えた。いつも中心には君がいて、優しい淡い光を照らし続けてくれた。いつだって彼女は、俺にはもったいない言葉をくれた。
その言葉は、俺に。
「今も前も、あなたのことを信じて、ますから…
あなたに会えたから…あなただったから…自分は、自分や人を…愛せた、信じることが出来たのです…だから、先輩には…笑ってほしい、です…」
俺に……【覚悟】をくれた__
こんなにも必至に俺に答えてくれる子と、正面から胸を張って接したい。
大切なものと認識して、きちんと触れたい。
手放したくない。
彼女と……いいや、有岡さんと一緒に居れば何かが許されるような、もう次に進んで良いような気持ちにさせてくれる。何より、俺が離れようとしても有岡さんはきっとずっと俺の前から離れないことを確信させてくれる。
それだったら、もう……いいのかな?
俺は素直になっても良い?何もかもを一旦忘れて、甘えても良い?
目の前にある小さな光を抱きしめても許される?
この先、俺が何かのはずみで有岡さんを傷つけてしまったとしても、きっと君はその痛みを受け止めてくれるのだろうと思ってしまう。こんなの傲慢かもしれないけど、そう思ってしまうほど、もう俺は__
「君の事が好きなんだと思う」
赤い糸を彼女の目の前に差し出しながら、閉じ込めていた本当の気持ちを告げる。
答えは多分もう……分かってる。
ほらね?俺はずいぶんズルい性格なんだよ?
「これからも傍に居てくれますか?」
~完~
せ、先輩っかっこいいですっ‼︎あああ、ののかちゃんの反応、近いうちに描きたいと思うのでよろしくお願いしますっ‼︎
ありがとうございますっ!すごく必至に大切に書かせて頂きました。
もうこれ絶対に引かれる、こんなの交流で求められてないって思ったんですけど、こういうの私の中ではすごく大切にしたい部分なんです…
投稿したのが怖くて、しばらくネット見てませんでした(汗)でも、お世辞でもそう言って頂けて、とても嬉しいです。頑張った甲斐がありました!!
先輩は絶対に独占欲強いと思いますので、少しずつ発揮出来たらなと思います←
お返事(反応)ゆっくりで大丈夫です~
誤字とか、変な部分があると思うのですが…見てやって下さい…