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子宮筋腫の変性の症状 (2月18日 12時)
子宮筋腫の変性は子宮筋腫が大きくなるとよく起こる症状であり、特別珍しいことではありません。
一口に変性と言ってもいろいろなものがあり、次のようなタイプに分けられます。
①硝子化
硝子化とは、大きくなった筋腫の内部が血行不良から栄養不足となって壊死し、その壊死した部分がガラスのように固くなった状態を言います。
②石灰化
石灰化とは筋腫にカルシウムが沈着し、石のように固くなった状態を言います。
特に閉経後の女性に多くみられる症状とされています。
③赤色変性
急激に筋腫が大きくなることで静脈が詰まり、筋腫が内出血を起こしている状態を言います。
赤褐色になることからこのような名前で呼ばれています。
妊娠中に多くみられる症状とされています。
その他にも、水や脂肪が筋腫にたまることもあるとされており、いろいろなタイプの変性が起こり得るのだということが分かります。
変性が起きる時には強い痛みを感じることも少なくなく、この痛みこそが変性を起こしている1つのサインとも言えますので、見逃さないことが大切です。
この痛みは、症状が収まると同時に落ち着くこともあれば、ずっと下腹部の痛みとして続く場合もあります。