（（あれから、

*
僕はあの日からずっと
一人きりで生きてきました。

信頼とか、絆とか、
そんなものは
一切捨ててきたつもりだったんです。

愛情や、人を想う気持ちさえも。

でも、そうではなかった。

貴女はいつも、僕を見ていてくれた。

貴女の温かい想いが、
僕の心の冷たい棘を
優しく溶かしてくれるような気がした。

一番大切なものを置き去りにしようとしていた僕に、
その無益さを教えてくれたのは
貴女でした。

今までの過ちを捨て、
貴女の未来を
貴女と一緒に生きて行けたら、
貴女を近くに感じる度に
何度そう夢見たか解りません。

でも、僕はもう後戻りすることは出来ません。

あと一人、どうしても死ななくてはいけない人間がいるんです。

しおりさん、申し訳ありません。

そして、
今までありがとう。

*

一日遅れてしまいました、もう６年も経つんですね。

初めてコメさせて頂きます百合です～

コメントありがとうございます(・・＊)

六年って短いのやら長いのやら←ｗ
成瀬さんが大天使(?)になっておられることを祈りましょう