2018/1/29 23:26
らくがき 2016/4/30 20:10
提出 2016/4/30 17:24
提出 2016/4/30 17:23
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「 」
ん?あれ?今、短髪の方が喋ったか...?
わかんないや...もう、ボケが始まったか?....いやいや...ないだろ...
「 」
やっぱりなんか喋ってるよね....なになに............
「━━━━
そいつは儂がこの世?で一番嫌いなやつの死に際に放った一言を口にした...
次の瞬間、儂の中から黒くて生々しい何かが溢れてきた、だけどこの何かは気持ち悪いとかそういうのではなくて、なんとなく心地の良い物だった。体の隅から隅までその何かが流れ込んでくる.......
気がつくと二人の死体は消えていた、おかしいな、と思い自分の頭をかく、何か髪に絡まっている、恐る恐るとって見て見ると、腸だ....全く状況が分からない....もしや、敵の幻術か、何かか...だとしたらまずい、儂は思いっきり手首を持ってる小刀で切り落とした、激痛が響きわたるが、現状は変わらない、どうやら現実らしい...そう思ってる間に手首は再生し始めていた、
「知らぬが仏という言葉を知ってるか?」
紅蓮の言葉を最後に儂は気絶した
朝起きるとうちのひーひーひーひーひーひーひーひ孫が手に錠剤を持って舌打ちしてきた、
「昨日おじいちゃんさ、夜中に帰ってきてそのまま玄関で倒れちゃったんだよ」
よくそんなやつに物騒なモノ飲ませようとしたなおい....
「あははー」
笑って誤魔化そうとするあやめ、でも、今のこの光景が当たり前と思える自分が、嫌いなような..好きなような...
いつまでもこの光景が当たり前でありますように血にまみれた戦場なんて必要無い世界が、
end