お久し 2015/7/12 13:02
お久しぶりです 2015/5/8 19:00
はじめました!! 2015/3/9 16:47
ちょっと宣伝してみたり 2015/3/8 21:09
あなたはね、おとうさまのあとをついで、りっぱなりっぱなおいしゃさまになるのよ。
だからね、あなたのなまえは、ゆうしゅう っていみ。
わかる?
ゆうしゅう っていういみのね、さいしょのほうだけとったのよ、アオスゲツァイ。
…嫌なことを、夢にみたもんだ。
思い出したくもないのに。
ドイツ人の母が、向こうで医者をしていた父に嫁いで、俺は生まれた。
昔から、あなたは将来医者になるのといわれ続け、がんばりなさいといわれ、俺は素直に はい と返事をしていた。
でも、残念ながら、俺は頭がよくなかった。
それは父も母もうすうす気づいていたと思う。しかし、
がんばりなさい。もっと勉強しなさい。あなたはやれば出来る子なの。だってお父様はあんなにすごいんだから。
…まだこのころは良かったか。
そのうち、
なんでできないの。もう良いわ。あなたなんて生まなければよかった―――。
たまらなかった。俺だって好きでバカなんじゃない。いやでいやでいやでいやで…
だから、ある日、家を飛び出した。
しっかりと、親の通帳を握っていた。
しばらく逃げていた。
ここがどこかも分からずに、ただひたすら、下を向いて歩いていた。
しかし、簡単には逃げられなかった―――
―――俺がいなくなったって、いくら金を使おうったって、なんとも思わないと思っていた。でも、そんな両親じゃなかった。
世間に決して公開しないように、捜索願を、莫大な金をかけて、出していた。
これ以上恥をかかせないで!
最初の一言が、これだった。
そして、もっと両親が俺を遠ざけたくなる出来事がおこってしまった。
それは、ある朝のことだった。
あなたは私たちの子じゃないわ。
この名前も姓も捨てなさい。
お金ならいくらでもあげます。でていってちょうだい。
そして、俺は名無しになってしまった。
莫大な金額が示された通帳と、服が少し。
呆然と、夜中の街にたたずんでいた。
そんなとき、警官に声をかけられた。
きみ、こんなじかんになにしてるの?
名前は?学校は?
…学校は、行ってません。
名前は…名前は………
…ない。そんなこと、いえない。
どうしたの?きみ?ちょっと??
なぜか、思い出した。
母はクチナシの花が大嫌いだった。理由はしらないけど。
なぜ、そんなこと思い出したのか…
…梔です。
そう答えていた。
梔くん?下の名前は?
…黒い。空が真黒だ。俺も、真黒なんだろうな…
黒…なんてゆうんだっけ。
綴りは思い出せるのに…
しゅ…しゅわ…?なんだっけ。Schwarz。
ま、いいや。そのまま読もう。
…スクワーズです。梔スクワーズ…
そう答え終わるまでに、走り出していた。
それから、きづいたらしばらく笑っていなかったんだ。
しゃべる人がいなかったからだけど。
髪とか切らずに、たまに道端の銭湯とかには行ったけど。
むらさきの髪なんて、ヤンキーかと思われるからフードを深く深くかぶって歩いた。
そんなときだったか。隊長と会ったの。
角を曲がったときに、人にぶつかった。
でかい人で、ギロリ、と睨まれた(ように見えた)。
梔:す…すみません…
隊:ん?ああ、わりいな、大丈夫か?
その人は俺の目をまっすぐ見て、手を差し伸べた。
梔:あ…ありがとうございます…
隊:…!お前、その髪と目…
梔:…っ!
しまった、フードがぶつかったはずみで…
隊:すげ。かっこいいな!
…へ?
そのとき、初めてその人の顔をはっきり見た。
よくみれば、その人も赤い髪に黄色い目をしていた。
隊:おい、お前もしかして行くあてねえのか?
梔:え…なんでわかるんですか…?
隊:おいおいwwお前面白いこと聞くなあww
そりゃそんだけフラフラボロボロだったらわかるわ。
梔:ああ…そうですね…
隊:お前、名前は?
梔:…梔、スクワーズです。
隊:くちなし…スクワーズか…意味は分からんが、いい名前だな。
そりゃそうだ。スクワーズってでたらめ読みだから…。
隊:お前、よかったら俺んとこ、来るか?
その人は、二カッと笑った。
梔:…??
隊:おれはな…知らねえ?
EWの東軍の隊長やってんだ。
梔:…あー…なんか、きいたことあるかも…って…隊長!?なんですか!?
東の!!?
隊:おーよ!
で、来る?
梔:…行くとこありませんし…
よろしくお願いします。
隊:おし!決定な!
それから…それから、
芹香とか、ナギサとか、ユウリとか、狩とか、リンカとかと出会った。
…んで、今に至る。
最初はクールだったんだけど…俺。
初期設定では超クールで。
芹香とも最初はめっちゃクールに話してんだけど。
あれ~?ww
超猛スピードで、キャラ崩壊。
それもこれも、皆のせいだ。w
でも、皆に出会えて、心から良かったと思っている。
不本意ながら、あんな両親に感謝する。
いくら毎日が命の危険にさらされていたって、楽しい。
もっとも、まだ両親は憎んでいるが…
まあ、これでもういっかい寝れるかな…
あーなんか、思い出したら、むかついたけど、さっぱりした。
どこかで、小さい頃の記憶を遠ざけていた気がする。
よし、寝よう。
あ、そうそう。
最近、一回だけ親を見たんだ。
それは、それは、幸せそうだったよ。
二人で真ん中に3歳くらいの子供をひきつれて、笑っていた。
きっと、養子をとって、その子供かなんかだろうな。
ま、偶然みたわけじゃねえんだけどな(笑)
こんどこそ、寝よう。
もうどんな夢みても起きるものか。
芹:くーちーなーしーくん!
いつまで寝てんだゴルァ!!
ナイフぶっさすぞ!
…っ!!
……夢かよちくしょー!
起きちまったよ!!
ここまで、こんな駄文を見てくださり、ありがとうございました!(*^▽^*)
私ももう寝ますw
888888888
文才はんぱないです・・・おつです!
いやいや…ぜんぜんっすww
ありがとうございます(*^▽^*)
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あなたはね、おとうさまのあとをついで、りっぱなりっぱなおいしゃさまになるのよ。
だからね、あなたのなまえは、ゆうしゅう っていみ。
わかる?
ゆうしゅう っていういみのね、さいしょのほうだけとったのよ、アオスゲツァイ。
…嫌なことを、夢にみたもんだ。
思い出したくもないのに。
ドイツ人の母が、向こうで医者をしていた父に嫁いで、俺は生まれた。
昔から、あなたは将来医者になるのといわれ続け、がんばりなさいといわれ、俺は素直に はい と返事をしていた。
でも、残念ながら、俺は頭がよくなかった。
それは父も母もうすうす気づいていたと思う。しかし、
がんばりなさい。もっと勉強しなさい。あなたはやれば出来る子なの。だってお父様はあんなにすごいんだから。
…まだこのころは良かったか。
そのうち、
なんでできないの。もう良いわ。あなたなんて生まなければよかった―――。
たまらなかった。俺だって好きでバカなんじゃない。いやでいやでいやでいやで…
だから、ある日、家を飛び出した。
しっかりと、親の通帳を握っていた。
しばらく逃げていた。
ここがどこかも分からずに、ただひたすら、下を向いて歩いていた。
しかし、簡単には逃げられなかった―――
―――俺がいなくなったって、いくら金を使おうったって、なんとも思わないと思っていた。でも、そんな両親じゃなかった。
世間に決して公開しないように、捜索願を、莫大な金をかけて、出していた。
これ以上恥をかかせないで!
最初の一言が、これだった。
そして、もっと両親が俺を遠ざけたくなる出来事がおこってしまった。
それは、ある朝のことだった。
あなたは私たちの子じゃないわ。
この名前も姓も捨てなさい。
お金ならいくらでもあげます。でていってちょうだい。
そして、俺は名無しになってしまった。
莫大な金額が示された通帳と、服が少し。
呆然と、夜中の街にたたずんでいた。
そんなとき、警官に声をかけられた。
きみ、こんなじかんになにしてるの?
名前は?学校は?
…学校は、行ってません。
名前は…名前は………
…ない。そんなこと、いえない。
どうしたの?きみ?ちょっと??
なぜか、思い出した。
母はクチナシの花が大嫌いだった。理由はしらないけど。
なぜ、そんなこと思い出したのか…
…梔です。
そう答えていた。
梔くん?下の名前は?
…黒い。空が真黒だ。俺も、真黒なんだろうな…
黒…なんてゆうんだっけ。
綴りは思い出せるのに…
しゅ…しゅわ…?なんだっけ。Schwarz。
ま、いいや。そのまま読もう。
…スクワーズです。梔スクワーズ…
そう答え終わるまでに、走り出していた。
それから、きづいたらしばらく笑っていなかったんだ。
しゃべる人がいなかったからだけど。
髪とか切らずに、たまに道端の銭湯とかには行ったけど。
むらさきの髪なんて、ヤンキーかと思われるからフードを深く深くかぶって歩いた。
そんなときだったか。隊長と会ったの。
角を曲がったときに、人にぶつかった。
でかい人で、ギロリ、と睨まれた(ように見えた)。
梔:す…すみません…
隊:ん?ああ、わりいな、大丈夫か?
その人は俺の目をまっすぐ見て、手を差し伸べた。
梔:あ…ありがとうございます…
隊:…!お前、その髪と目…
梔:…っ!
しまった、フードがぶつかったはずみで…
隊:すげ。かっこいいな!
…へ?
そのとき、初めてその人の顔をはっきり見た。
よくみれば、その人も赤い髪に黄色い目をしていた。
隊:おい、お前もしかして行くあてねえのか?
梔:え…なんでわかるんですか…?
隊:おいおいwwお前面白いこと聞くなあww
そりゃそんだけフラフラボロボロだったらわかるわ。
梔:ああ…そうですね…
隊:お前、名前は?
梔:…梔、スクワーズです。
隊:くちなし…スクワーズか…意味は分からんが、いい名前だな。
そりゃそうだ。スクワーズってでたらめ読みだから…。
隊:お前、よかったら俺んとこ、来るか?
その人は、二カッと笑った。
梔:…??
隊:おれはな…知らねえ?
EWの東軍の隊長やってんだ。
梔:…あー…なんか、きいたことあるかも…って…隊長!?なんですか!?
東の!!?
隊:おーよ!
で、来る?
梔:…行くとこありませんし…
よろしくお願いします。
隊:おし!決定な!
それから…それから、
芹香とか、ナギサとか、ユウリとか、狩とか、リンカとかと出会った。
…んで、今に至る。
最初はクールだったんだけど…俺。
初期設定では超クールで。
芹香とも最初はめっちゃクールに話してんだけど。
あれ~?ww
超猛スピードで、キャラ崩壊。
それもこれも、皆のせいだ。w
でも、皆に出会えて、心から良かったと思っている。
不本意ながら、あんな両親に感謝する。
いくら毎日が命の危険にさらされていたって、楽しい。
もっとも、まだ両親は憎んでいるが…
まあ、これでもういっかい寝れるかな…
あーなんか、思い出したら、むかついたけど、さっぱりした。
どこかで、小さい頃の記憶を遠ざけていた気がする。
よし、寝よう。
あ、そうそう。
最近、一回だけ親を見たんだ。
それは、それは、幸せそうだったよ。
二人で真ん中に3歳くらいの子供をひきつれて、笑っていた。
きっと、養子をとって、その子供かなんかだろうな。
ま、偶然みたわけじゃねえんだけどな(笑)
こんどこそ、寝よう。
もうどんな夢みても起きるものか。
芹:くーちーなーしーくん!
いつまで寝てんだゴルァ!!
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……夢かよちくしょー!
起きちまったよ!!
ここまで、こんな駄文を見てくださり、ありがとうございました!(*^▽^*)
私ももう寝ますw
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文才はんぱないです・・・おつです!
いやいや…ぜんぜんっすww
ありがとうございます(*^▽^*)