右目は水色だったしちゃんと腕もあった
色が変わって腕がなくなったのは18歳の頃、そのころの事をコメントで話そうではないか←
2016/6/30 21:33
おりきゃら3 2015/8/20 18:46
おりきゃら2 2015/8/20 8:34
おりきゃら 2015/8/20 7:11
慈羽が18歳、贖罪学園に入る一週間ほど前のこと
慈羽は昔から両親が嫌いだった、慈羽には8歳離れた弟がいるのだが
父親はその弟が嫌いで毎日のように暴力をふるい、飯を抜き、家に閉じ込めた。
母親はそのことを知っておきながら無視をし続け、一日のほとんどを家の外で過ごす
慈羽はそんな両親が嫌いで弟のいる部屋に毎日行った
そして今日も、弟の部屋に訪れる
コンコン
「慈烏(じお)ー入るぞー」
そう言ってガチャと扉を開ける
「慈烏ーほら、今日の飯持ってきたぞー」
慈烏がいるであろうソファーを目指す
ピチャッ
足に何か冷たいものが触れる
「?水か?」
そう言えば電気を付けていなかった、そう思い電気をつける
そして足元を見れば赤いもの
一瞬脳裏に浮かんだ可能性を振り払い、弟の名前を呼ぶ
「じ、慈烏?」
ソファーを除いてみるとそこに居たのは血だらけで倒れている慈烏だった
「慈烏…?な、なんだ、いたずらか?ははっ驚かすなや」
そう言っても慈烏が起き上がる様子はない
「慈烏、なあどうしたんや?慈烏?脅かそう思うてそのまま寝てしもうたんか?」
そう言って慈烏を揺するも起きる気配はしない
慈烏の体を仰向けにしてみると
胸に大きく穴があった
どうやらナイフで開けたらしい
そこからは今でも血がドクドクと流れている
「慈…烏……っ」
その時、ガチャっと扉が開く音がした
ビクッと肩が揺れ、ゆっくり振り返る
そこに居たのは血がついたナイフを持った父親だった
「ああ慈羽、こんなところにいたのか」
俺は声も出ず、ただただ、その顔に付いた血を見ているしかなかった
「どうだい?その姿だと慈烏も綺麗に見えるだろう?あんな汚いゴミより、少しは綺麗になっただろう?」
俺はその言葉に殺意を覚えた
慈烏が汚い?ゴミ?血だらけの姿が綺麗、だと?
「お前…」
「何だ、慈羽、父親に向かってお前だなんて、どうしたんだ?」
「どうしたやあらへんやろ…っ」
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慈羽が18歳、贖罪学園に入る一週間ほど前のこと
慈羽は昔から両親が嫌いだった、慈羽には8歳離れた弟がいるのだが
父親はその弟が嫌いで毎日のように暴力をふるい、飯を抜き、家に閉じ込めた。
母親はそのことを知っておきながら無視をし続け、一日のほとんどを家の外で過ごす
慈羽はそんな両親が嫌いで弟のいる部屋に毎日行った
そして今日も、弟の部屋に訪れる
コンコン
「慈烏(じお)ー入るぞー」
そう言ってガチャと扉を開ける
「慈烏ーほら、今日の飯持ってきたぞー」
慈烏がいるであろうソファーを目指す
ピチャッ
足に何か冷たいものが触れる
「?水か?」
そう言えば電気を付けていなかった、そう思い電気をつける
そして足元を見れば赤いもの
一瞬脳裏に浮かんだ可能性を振り払い、弟の名前を呼ぶ
「じ、慈烏?」
ソファーを除いてみるとそこに居たのは血だらけで倒れている慈烏だった
「慈烏…?な、なんだ、いたずらか?ははっ驚かすなや」
そう言っても慈烏が起き上がる様子はない
「慈烏、なあどうしたんや?慈烏?脅かそう思うてそのまま寝てしもうたんか?」
そう言って慈烏を揺するも起きる気配はしない
慈烏の体を仰向けにしてみると
胸に大きく穴があった
どうやらナイフで開けたらしい
そこからは今でも血がドクドクと流れている
「慈…烏……っ」
その時、ガチャっと扉が開く音がした
ビクッと肩が揺れ、ゆっくり振り返る
そこに居たのは血がついたナイフを持った父親だった
「ああ慈羽、こんなところにいたのか」
俺は声も出ず、ただただ、その顔に付いた血を見ているしかなかった
「どうだい?その姿だと慈烏も綺麗に見えるだろう?あんな汚いゴミより、少しは綺麗になっただろう?」
俺はその言葉に殺意を覚えた
慈烏が汚い?ゴミ?血だらけの姿が綺麗、だと?
「お前…」
「何だ、慈羽、父親に向かってお前だなんて、どうしたんだ?」
「どうしたやあらへんやろ…っ」