お前たち - 寒い

小説ってみる

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｢ご主人サマ｣
　
冷たい部屋に響く自分の声
外も見えない
ご主人サマに会えなくなってどのくらいだろう
　
｢ご主人サマ｣
　
ご主人サマは探してくれているだろうか
いなくなったことに気づいているだろうか
ああ
何もない冷たい部屋
何の為だろう
何のために悲しんでいるんだろう
わからない
　
足音が聞こえる
　
ご主人サマですか
ご主人サマなのですか

　
　
聞こえていますか
伝わっていますか
　
この気持ちは冷たい壁を越えて
あなたに伝わっていますか

　
　
寒いのは嫌いだな
心まで冷えてくる
　
このまま眠れば幸せだろうか
　

　
会いたいです
　

　
　
｢ああ会いに行こう｣
　
爆音が響く
なんだろう
番グラエナ(番犬的なｗｗｗｗｗ)が吠えてる
うるさいなあ
　
たくさんの人がいるけど
こんなの簡単に逃げられる
　
何で逃げなかったんだろう
　

　
　
ああ怖かったのか
捨てられたってことに気付く事が
　
　

　
　
すべてを捨ててしまおう

　
　
そういえば昨日見た夢にラルトスがいた
　
　
『これあげる』
｢は…い｣
　
　
これで終わった気がする
所詮夢
　
　
あれ
ポケットにカギだ
　
使えるもんならつかってみよう
　
　
｢おおい逃げたぞ捕まえろ!!｣
｢いたぞ!!｣
　
使ってしまえ

　
　
　
文才ほしい
画力も