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  (3月16日 19時)


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コメント一覧

「竹くん」

 白く透明な肌に手を伸ばした。
そっと頬に触れる。恐ろしい程に冷たかった。

「竹くん」

ゆっくりと手を首へと滑らせる。
くすぐったかったのか、彼女はびくりと肩を震わせた。

「ねぇ、竹くん」

手に力をこめてみた。
重心をこめて、ぎゅっと。
きっと、このままだと彼女は。

「た、」

誰か来たら、どうしよう。
心臓の鼓動が早くなる。
はやく、締めろ。
もっと、もっと、もっと。

「   」

誰かが来る前に。
もっと、

「   」

あ。

「  」

笑った。
嬉しそうに、幸せそうに。
頭がイカレてるんじゃないのか。
だって、そうじゃないか。
おかしいじゃないか。
俺は今殺そうとしてるんだぞ。
なのに。それなのにこいつは。

「 」

あぁ、なんて、

「」

気味が悪いんだ。









sinoki - 2013/03/16 18:34:15 違反報告 -
「竹くん」

 どこか不安気な声で目を覚ました。
ゆっくりと瞼をあけると、ぼんやりとした視界がだんだんはっきりとしてきて
あぁ眠っていたのかと知れた。
教室の窓から見える夕焼けがやけに眩しい。
そのことから、ようやく今が放課後であることがわかった。

状況が掴めたと同時にもう一度名前を呼ばれそちらに顔を向けると、
ほっと安堵したような傘の表情が。

「大丈夫? 魘されてたよ」
「あー……」

大丈夫、と答えようとしたその時。
先程見た夢が脳裏にフラッシュバックして、俺は思わず口元を抑えた。
油断していると今にも吐いてしまいそうだ。

「っ…」

寸前まで出たそれを必死になって飲み込んだ。
あー気持ち悪い。うがいしたい。

「た、竹くん!?」
「大丈夫」
「でも…」

わたわたと慌て出す竹にもう一度大丈夫と苦笑しながら繰り返すと、
「それならいいんだけど」と不安そうに引き下がった。

ふと、思った。
もしも俺が今、傘を押し倒して首を絞めたら、彼女はいったいどんな
反応をするのだろうか。
泣くのだろうか。
怒るのだろうか。
それとも――。

「竹くん、かえろ」

笑うのだろうか、なんて。
あぁ、バカバカしい。いったい何を考えているんだ俺は。

とここまで書いて私は続きを書く事を放棄した。
続きって言っても竹が吐いてるだけなんだけどね!!
sinoki - 2013/03/16 18:48:46 違反報告 -
とりあえず竹に吐かせたい(真顔
sinoki - 2013/03/16 18:49:17 違反報告 -
ふひょおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
おう、おうおう!!Oh!!!!!なんだって、なんだって!!竹傘だって!!うおおおおおおおおおおおおお

なんて素敵!!あぁあああ!!

ごちそうさまです。きっと傘は笑うでしょうね
影@あい嫁 - 2013/03/17 15:03:45 違反報告 -
影ちゃん>
竹傘ですうへへ!!!
そういってもらえると嬉しいわ^p^p^p^

お粗末さまでした。ですよねーw
sinoki - 2013/03/17 17:30:26 違反報告 -
これの傘目線ver書いたからよければ見てね
影@あい嫁 - 2013/03/17 21:51:30 違反報告 -

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