にちょっと関係するお話??(そうでもないかも 汗)
コメ欄で過去話。
部下 2017/1/14 23:41
イラハリっ子 2016/11/4 21:19
切実な願い 2016/10/1 19:46
天使 2016/10/1 19:36
「・・・母さん?父さん?兄さん?・・・」
今目の前で起きていることは現実なのだろうか。
いつもなら夢と現実なんてすぐにわかるけど、この状況ではそんなのどうでもよくってただ夢であってほしいと願うばかりだった。
「なんでこんな・・・わからない・・・どうして?」
一人取り残された空間がやけに息苦しい。苦しくて吐き気がする
口元を抑えながら無残に私の足元に転がったそれを見た
朝まで楽しく会話していた家族の死体がそこにある。父・母・兄の亡骸・・・
「環、パーティーには行かないの?」
「美味しいもんたくさん食べれるぞ?」
「来ないんならお前の分きっちり俺と母さん、父さんでめいいっぱい食ってきてやる!」
朝、家族を見送った。今思えばなぜあの時みんなと一緒に行かなかったのだろう・・・『人が多いから嫌だ』って言って私は行かなかったんだ
今日はゆっくりできると思ってベッドで一眠りしよう。
二時間ぐらいぐっすり寝てただろうその時、耳元の携帯の着信音が部屋に響いた
「環、聞こえるか?なぁ、ちゃんと聞こえてるか?」
『もぉ・・・起こさないでよ。』
寝起きで不機嫌な私に兄は焦っているようで繰り返しよく聞けと言ってくる。
鬱陶しいと思った私はすぐさま電話を切って早く眠りにつきたかった
だけど
「俺、死ぬかもしれない。母さんも、父さんも・・・みんなお前残して死ぬかもしれない」
そう言い残して電話は一方的に切られた。
正直意味がわからなかった。なんでこんな普通な日に、ましてや隕石でも降らないような清々しい空が広がる日に自分たちが死ぬって電話してきたのか。
気味が悪かった、兄の口調が本気だったから。いつもちゃらけて能天気な兄だったけど、その電話の言葉にちゃらけた印象はなく、必死だったから
私の頭の中で警鐘がけたましく鳴り響く。
何か考える前に家を飛び出し、パーティー会場へと向かった。
向かえば人が雪崩のように入口から押し出てくる。みんななにかから逃げるように必死だ
止む終えず裏口から入って非常階段を駆け上がる。母さんが持っていた招待状を見ていたから場所は覚えてる
目的の階についてあたりを見回すとあたりは食べ物、飲み物、余興のための道具、テーブルカバー、招待客の化粧品など床に散乱してある
無音の会場に一発の銃声がなった
物陰から音のなった場所を見るとそこには八つ裂きの家族とナイフを持って全身血だらけで倒れている男、そして白いスーツを真っ赤に染めた男が立っている。
「今回はあなたのせいで全部が台無しですよ」
白いスーツの男は何のためらいもなく血だらけの男を撃った。
何度も、何度も、何度も・・・・
目の前が血のせいで真っ赤になるのがよくわかる。どうしようもないくらいに足が動かない。行けば殺されると防御を無意識にかけていた
男は銃弾が切れて撃つのをやめ、ゆっくりこちらを振り向く
胸が裂けそうだった
ひやりと背筋が凍る自分に男は近づいてくる。瞬きするのを忘れ動かない足を精一杯後退させるのにまったく男との距離は遠ざかることはなくて、むしろ徐々に近づく
「こんな時にお客さんですか。もうショーは終わってしまいましたが見ていかれますか?」
男はニッコリと満面の笑みで私の腕を掴んで物陰から引っ張りでした。
振り払おうとしても掴む力が強く、なされるままに血だまりのできる場所まで連れて行く
私の目にはフルハイビジョンで人の死が見えた。
「どうですか、綺麗な色をしているでしょ?手前の男の血はとても汚いですが、その横の家族の死体の血はとても綺麗だ」
頭の中で現実逃避し始めている私に男は後ろから耳元で囁く。その声色はドロドロとして甘い
何も言葉が発せ無いでいると横から白い腕が伸びてきて体が包み込まれた
放心状態から我に返って精一杯腕から逃れようと暴れる。
でも
男は気にもとめず、また耳元で
「君のその色も美しい」
なんて気味の悪い言葉なんか言うものだから、体を支える力を無くす
その私をゆっくりと床へ座らせ男は最後にわざと聞こえるようだろうか、長い私の髪にリップ音をたて
「近いうちにまた会いましょう・・・環さん?」
初めてあったはずの私の名前を呼んでどこかへ去っていった。
一人残された私はその後、警察に保護され病院に運ばれた
だから私が臍されたあと、会場が何者かによって爆発されたのを知ったのは事件発生から一週間ほど後のことだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二年前ぐらいのお話です
全ての始まり?みたいな場面です
文才なんて元々持ってない駄文でごめんなさい(;´д`)
誤字とか脱字とか多いと思います。真面目にごめんなさいm(_ _)m
この時の環ちゃんは黒色インナー無しで髪がロングの前髪がパッツンっ子でした
たくさんの企画参加、ありがとうございます(´∀`)
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「・・・母さん?父さん?兄さん?・・・」
今目の前で起きていることは現実なのだろうか。
いつもなら夢と現実なんてすぐにわかるけど、この状況ではそんなのどうでもよくってただ夢であってほしいと願うばかりだった。
「なんでこんな・・・わからない・・・どうして?」
一人取り残された空間がやけに息苦しい。苦しくて吐き気がする
口元を抑えながら無残に私の足元に転がったそれを見た
朝まで楽しく会話していた家族の死体がそこにある。父・母・兄の亡骸・・・
「環、パーティーには行かないの?」
「美味しいもんたくさん食べれるぞ?」
「来ないんならお前の分きっちり俺と母さん、父さんでめいいっぱい食ってきてやる!」
朝、家族を見送った。今思えばなぜあの時みんなと一緒に行かなかったのだろう・・・『人が多いから嫌だ』って言って私は行かなかったんだ
今日はゆっくりできると思ってベッドで一眠りしよう。
二時間ぐらいぐっすり寝てただろうその時、耳元の携帯の着信音が部屋に響いた
「環、聞こえるか?なぁ、ちゃんと聞こえてるか?」
『もぉ・・・起こさないでよ。』
寝起きで不機嫌な私に兄は焦っているようで繰り返しよく聞けと言ってくる。
鬱陶しいと思った私はすぐさま電話を切って早く眠りにつきたかった
だけど
「俺、死ぬかもしれない。母さんも、父さんも・・・みんなお前残して死ぬかもしれない」
そう言い残して電話は一方的に切られた。
正直意味がわからなかった。なんでこんな普通な日に、ましてや隕石でも降らないような清々しい空が広がる日に自分たちが死ぬって電話してきたのか。
気味が悪かった、兄の口調が本気だったから。いつもちゃらけて能天気な兄だったけど、その電話の言葉にちゃらけた印象はなく、必死だったから
私の頭の中で警鐘がけたましく鳴り響く。
何か考える前に家を飛び出し、パーティー会場へと向かった。
向かえば人が雪崩のように入口から押し出てくる。みんななにかから逃げるように必死だ
止む終えず裏口から入って非常階段を駆け上がる。母さんが持っていた招待状を見ていたから場所は覚えてる
目的の階についてあたりを見回すとあたりは食べ物、飲み物、余興のための道具、テーブルカバー、招待客の化粧品など床に散乱してある
無音の会場に一発の銃声がなった
物陰から音のなった場所を見るとそこには八つ裂きの家族とナイフを持って全身血だらけで倒れている男、そして白いスーツを真っ赤に染めた男が立っている。
「今回はあなたのせいで全部が台無しですよ」
白いスーツの男は何のためらいもなく血だらけの男を撃った。
何度も、何度も、何度も・・・・
目の前が血のせいで真っ赤になるのがよくわかる。どうしようもないくらいに足が動かない。行けば殺されると防御を無意識にかけていた
男は銃弾が切れて撃つのをやめ、ゆっくりこちらを振り向く
胸が裂けそうだった
ひやりと背筋が凍る自分に男は近づいてくる。瞬きするのを忘れ動かない足を精一杯後退させるのにまったく男との距離は遠ざかることはなくて、むしろ徐々に近づく
「こんな時にお客さんですか。もうショーは終わってしまいましたが見ていかれますか?」
男はニッコリと満面の笑みで私の腕を掴んで物陰から引っ張りでした。
振り払おうとしても掴む力が強く、なされるままに血だまりのできる場所まで連れて行く
私の目にはフルハイビジョンで人の死が見えた。
「どうですか、綺麗な色をしているでしょ?手前の男の血はとても汚いですが、その横の家族の死体の血はとても綺麗だ」
頭の中で現実逃避し始めている私に男は後ろから耳元で囁く。その声色はドロドロとして甘い
何も言葉が発せ無いでいると横から白い腕が伸びてきて体が包み込まれた
放心状態から我に返って精一杯腕から逃れようと暴れる。
でも
男は気にもとめず、また耳元で
「君のその色も美しい」
なんて気味の悪い言葉なんか言うものだから、体を支える力を無くす
その私をゆっくりと床へ座らせ男は最後にわざと聞こえるようだろうか、長い私の髪にリップ音をたて
「近いうちにまた会いましょう・・・環さん?」
初めてあったはずの私の名前を呼んでどこかへ去っていった。
一人残された私はその後、警察に保護され病院に運ばれた
だから私が臍されたあと、会場が何者かによって爆発されたのを知ったのは事件発生から一週間ほど後のことだった。
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二年前ぐらいのお話です
全ての始まり?みたいな場面です
文才なんて元々持ってない駄文でごめんなさい(;´д`)
誤字とか脱字とか多いと思います。真面目にごめんなさいm(_ _)m
この時の環ちゃんは黒色インナー無しで髪がロングの前髪がパッツンっ子でした
たくさんの企画参加、ありがとうございます(´∀`)