コメ欄小説↓↓
※若干、グロイ表現があるのでご注意ください
自分との合作 2018/10/6 1:17
朝 2018/8/9 15:52
おにごっこ 2017/4/19 22:19
海くん 2017/4/18 7:19
「あ~ぁ、暇だな~~」
部下からの報告で自分の守備範囲に来てみたものの、侵入者や裏切り者がいる気配などまったく見せない。むしろ、平和というほうが正しい空気が流れている。
「ん~、デマだったのか?」
いや、それはないな、と心の中で思い直す。
俺にデマ流すほどの根性と腕があるのは、結城さんや梅さんみたいな直属の上司と、リントくらいだろうしな・・・。
まあ、〈政府〉はとても広いし、そうそう出会うことも少ないのかな?
せっかく、暴れまわることが公式で認められるチャンスだというのに、それができないのだ。
「なあなあ、俺って結構運悪いよな~?ハァ」
自分専用の警備システムに話しかける。
もちろん、返事など返ってくるはずないのだが。
そんなとき...
ガタッ
背後で物音がした。
振り返ると、明らかに政府の者ではない奴が立っていた。
・・・部外者か。
「ヒッ」
怯えて足がすくんだのか、その場から動かない部外者。
俺は、そっと彼に近寄り、微笑んだ。
「だぁ~れも来なくて暇だったんだ~♪ありがとう、これで時間を無駄に使わずにすんだよ」
そういって、俺は右手前に出す。
その瞬間、俺の肩や後ろにいた警備システムたちが、一斉に彼にとびかかる。
「クッ!!!」
警備システムたちは、彼の体にいくつもの擦り傷や切り傷を付けていく。
それと比例するかのように歪んでいく部外者の表情。
「ハハ・・・フハハハハハハハいいねっ!!!!すっごいいい表情だよ!!!!でも、足りないな・・・。
もっともっと、その顔を苦痛で歪ませてよ!ねえ!!?」
警備システムたちがつける傷は、あくまで浅いもの。
一撃で仕留めるなんてもったいないこと、俺はしない。
「ウッグァッ!!!」
部外者が動けなくなった時点で、俺はソイツに近寄る。
「まずは、どこからがいいかな~?・・・やっぱり、爪?」
自分の手で、彼の爪を剥ぐ。
「ウッアアアァァ!!!グァァァァッ!!!」
その場に響く、悲鳴にも似た叫び声。
それから指の骨を折り、皮膚を削ぎ落としていく。
「アアアアアアァァッァァァァァァァアアアアァァッッッッ!!!!!???」
神経に直接触れたのか、彼は狂ったような叫び声をあげる。
それに構わず、一つずつ、丁寧に、体にあまり影響しない臓器から潰していく・・・。
「もう、終わりかぁ~」
一応、この時点で常人ならば意識はない。この男も例外ではなかった。
意識どころか、きっと命もない。
「・・・・あ。」
あばら骨の辺りを探っていると、心臓があるべき場所に宝石が埋め込んであった。
「おお、コイツ宝石ちゃんだったのか~!!だったら、もう少し丁寧に扱っておかなくちゃいけなかったんだっけ~??・・・まあ、いいか」
カランカランカラン
後ろで、何かが落ちる音がした。
見ると、警備システムに埋め込んであった宝石のようだ。
「・・・・やっと、取り戻せた。お帰り、母さん、父さん、姉さん」
3つの宝石を抱きしめた。
温もりなど感じられないのは当たり前だった。
けど、どこか懐かしい雰囲気がそこにはあった。
俺は、もともと警備システムに埋め込んであった宝石を服のポケットに入れ、
部外者から掘り出した宝石を手に持ちながら、自分の部屋へ向かった。
「あ、もしもし?小鳥遊です。例の部外者、宝石の心臓だったのでそちらに後からお送りします。・・・・え?警備システム??ああ、アレは彼を倒している間に壊しちゃいました。・・・・はい、なので新しいシステムの用意を。・・・・はい、失礼します」
俺の家族と、さっきの警備システムについては、また別の話...
コメントするにはログインしてください。新規登録はこちら
「あ~ぁ、暇だな~~」
部下からの報告で自分の守備範囲に来てみたものの、侵入者や裏切り者がいる気配などまったく見せない。むしろ、平和というほうが正しい空気が流れている。
「ん~、デマだったのか?」
いや、それはないな、と心の中で思い直す。
俺にデマ流すほどの根性と腕があるのは、結城さんや梅さんみたいな直属の上司と、リントくらいだろうしな・・・。
まあ、〈政府〉はとても広いし、そうそう出会うことも少ないのかな?
せっかく、暴れまわることが公式で認められるチャンスだというのに、それができないのだ。
「なあなあ、俺って結構運悪いよな~?ハァ」
自分専用の警備システムに話しかける。
もちろん、返事など返ってくるはずないのだが。
そんなとき...
ガタッ
背後で物音がした。
振り返ると、明らかに政府の者ではない奴が立っていた。
・・・部外者か。
「ヒッ」
怯えて足がすくんだのか、その場から動かない部外者。
俺は、そっと彼に近寄り、微笑んだ。
「だぁ~れも来なくて暇だったんだ~♪ありがとう、これで時間を無駄に使わずにすんだよ」
そういって、俺は右手前に出す。
その瞬間、俺の肩や後ろにいた警備システムたちが、一斉に彼にとびかかる。
「クッ!!!」
警備システムたちは、彼の体にいくつもの擦り傷や切り傷を付けていく。
それと比例するかのように歪んでいく部外者の表情。
「ハハ・・・フハハハハハハハいいねっ!!!!すっごいいい表情だよ!!!!でも、足りないな・・・。
もっともっと、その顔を苦痛で歪ませてよ!ねえ!!?」
警備システムたちがつける傷は、あくまで浅いもの。
一撃で仕留めるなんてもったいないこと、俺はしない。
「ウッグァッ!!!」
部外者が動けなくなった時点で、俺はソイツに近寄る。
「まずは、どこからがいいかな~?・・・やっぱり、爪?」
自分の手で、彼の爪を剥ぐ。
「ウッアアアァァ!!!グァァァァッ!!!」
その場に響く、悲鳴にも似た叫び声。
それから指の骨を折り、皮膚を削ぎ落としていく。
「アアアアアアァァッァァァァァァァアアアアァァッッッッ!!!!!???」
神経に直接触れたのか、彼は狂ったような叫び声をあげる。
それに構わず、一つずつ、丁寧に、体にあまり影響しない臓器から潰していく・・・。
「もう、終わりかぁ~」
一応、この時点で常人ならば意識はない。この男も例外ではなかった。
意識どころか、きっと命もない。
「・・・・あ。」
あばら骨の辺りを探っていると、心臓があるべき場所に宝石が埋め込んであった。
「おお、コイツ宝石ちゃんだったのか~!!だったら、もう少し丁寧に扱っておかなくちゃいけなかったんだっけ~??・・・まあ、いいか」
カランカランカラン
後ろで、何かが落ちる音がした。
見ると、警備システムに埋め込んであった宝石のようだ。
「・・・・やっと、取り戻せた。お帰り、母さん、父さん、姉さん」
3つの宝石を抱きしめた。
温もりなど感じられないのは当たり前だった。
けど、どこか懐かしい雰囲気がそこにはあった。
俺は、もともと警備システムに埋め込んであった宝石を服のポケットに入れ、
部外者から掘り出した宝石を手に持ちながら、自分の部屋へ向かった。
「あ、もしもし?小鳥遊です。例の部外者、宝石の心臓だったのでそちらに後からお送りします。・・・・え?警備システム??ああ、アレは彼を倒している間に壊しちゃいました。・・・・はい、なので新しいシステムの用意を。・・・・はい、失礼します」
俺の家族と、さっきの警備システムについては、また別の話...