おひさしぶり 2016/5/29 2:01
さき 2014/8/24 0:56
まうすこわれた 2014/8/24 0:47
何がありますか? 2014/6/7 18:55
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もちろんのこと、自分だって参加している。もちろん。
だけど、だけど、なんだか落ち着かないのだ。考えてしまうのだ。
少女のことを。
夜の神、自分が尊敬してやまない絶対の、あの深い深い夜そのものの瞳をもった、
―――ニュクス様と言葉を交わした人間の少女を。
星をひとつ、集めるたびに思う。
〝少女の世界は…〝
その先はいつも考えない。考えたくはないのだ。
ニュクス様のなさることなら、なんだってかまわないのだ。
少女の世界がどうなってしまおうと、少女のどんな世界がニュクス様にとられようと、かまわないのだ。
アルグが夜を作り出したとき、少女が想ったのはいつもいつも焦がれている星のことだった。
想い人を想ってしまう夜、そんな夜に少女は星を想った。
少女は、星に恋と同じような感情を抱いているのだろうか?
焦がれて焦がれて、でも届かない、見えない。
星が見れたら、彼女はそれで十分なのだろうか。
そこまではアルグには分からないけれど、分かるはずもないのだけれども。
アルグは思うのだ。
どうか少女の見る夜は、自分達の集めた星が夜空いっぱいに零れ落ちて、輝いて、昼よりも太陽よりも眩しくて、それでいて静かで…
夜を、星を みてほしいと
ほ し
を 愛 し て