カムイくん 2017/1/7 2:40
うちの子 2017/1/7 2:31
少女 2016/5/21 10:02
メーレ 2014/9/13 13:49
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存在の意味を知りたかったのかもしれない。
親父に見てほしかったからかもしれない。
俺には2つ上の優秀な兄がいた。
勉強も出来て、運動もできて
みんなの人気者だったんだ。
俺もすきだった。
優しくて勇ましくて・・・・
言葉では表せないほどすごい兄がいた。
兄さんは月遊学園に小学のうちから受験し、うかった。
俺も行くはずだった・・・・
でも、・・・・・
おちたんだ。
母さんと父さんはひどくショックをうけた。
「なぜ、兄さんのようにできない!!」
俺たちの家計は有名な医者や教授を生み出してきた。
俺はその恥だった。
兄さんは優しかった。
なぜ?
母さんたちにいいところをみせたいから?
兄さんはいいよね。
なんでもできて。
せめてここではトップをとろうと思った。
運動も勉強も外見も・・・・・
すべてトップになりたかった。
もう、誰もがっかりさせたくないから。
でもいいんだ。俺にはサッカーがある。
サッカー部のみんなは優しくて、みんな、俺の存在を認めてくれた。
こんな俺を、みんなは本当に認めてくれているのだろうか・・・?