アカウント移動のお知らせ。 2016/7/14 13:40
企画考案 「Freak People」 2016/2/5 21:03
マジで誰だお前 2016/2/3 22:44
墓荒らしの際はご注意を・・・ 2016/2/2 21:42
コメントするにはログインしてください。新規登録はこちら
5色しか使えない九谷焼で、最も作るのが難しいと言われていたのが青緑。
この伝統の由来は、昔町を納めていた地主様が、九谷焼をたくさん生産するよう町の人間に命令したそうです。
しかし、色は全て石を砕いて、色々な薬を混ぜてなど作業工程が大変で、しかも同じ色を作るのはほぼ無理でした。
それでも職人たちは、休む間も惜しんで色の配合を中心に製造に力を入れていました。
それを見た地主様は、お正月ぐらい皆で楽しもうと、この煙管回しを提案しました。
丁度、このころは煙管を吸うのは偉い人が大半だと勝手に思い込んでいたそうです。
そして、お正月皆で煙管回しをする際、地主様が「神様に我々の願いが煙と共に届くよう」と言う思いで、全員に青緑色の衣を渡し、それを着て1人1人煙管を吸う時に願いを込めながら吸っていたそうです。
それが、ずっと続き現在に至ったそうです。
煙管回しは、年齢関係なくやりますが、法律上二十歳未満は吸えないので、吸うふりをして、禁煙中や、吸えない人も同様に吸うふりをして、吸える人は吸うと言う感じです。
しかし、最近は副流煙による悪影響や臭いの問題で、火をつけづ、吸うふりをして回すだけです。
衣も、あまり沢山ないので年男年女、80を超えた高齢者の方、生まれたばかりの赤ちゃんが衣を着ています。