hikota 2016/4/4 16:32
/pink 2016/4/1 21:17
ニニ 2016/2/14 17:45
smoky。。。。 2016/2/14 17:30
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「ふん、凶器まで持ってんのに腕一本で、しかも女にやられたって聞いたら、お前の総長サマはどんな顔すンだろうなァ」
鷹子は自身のつけた傷でいっぱいの躰を舐めまわすようにして見ながら呟いた。
かろうじて目を開けているもののそれはどこか虚ろで、意識の無いようにも見える。
なにより、全身に刻みつけられた傷と痣がとても痛々しい。
「万札ゲットー♥」
それを拾い上げ、鷹子は満面の笑みを浮かべる。歪んだ嫌味ったらしい笑顔だ。
「ははは、ひっでぇツラ!」
腫れと傷でぐちゃぐちゃになった顔面を蹴りつける。「お前にはもう用はない」。
鷹子は踵を返し、得意げに鼻歌を歌い始めた。