にのにゃんこ - ６

Ａ
そりゃさ、けしかけたのはオレらだよ？

たまたま翔ちゃんが飲み会のビンゴで当てた猫耳＆猫しっぽが手元にあったからにのが着けたら可愛いだろうな、って。

そんな時ににのがリーダーの誕生日プレゼントに悩んでたもんだから…ついね。

もう翔ちゃんのキャスタースキル総動員してプレゼンしたし、松潤の甘えっ子モード全開させておねだりしたし、んでオレのにのコントロールテクもフルスロットル。

そうやってにのを説得して見事、リーダーの誕生日プレゼントは「猫コスにのちゃん。」
合言葉は「猫宮ちゃん」に決まったんだ。

ま、完全に誰得って言ったらオレら得だったわけ。

んで、さっそくより可愛く見える猛特訓を経た今、どこか吹っ切れたのか、はたまた役者魂に火が点いたのか…

鏡があると招き猫ヨロシク手をあげて「にゃ～ん」なんて練習を続けるにのの姿が見られるようになったんだ。

だからその日、オレんちで宅飲みする為に来た日 、リビングの隅に置いてある姿見に全身映して「にゃ～ん」って啼いてみたのには特に他意なんて無かったと思う。

だけどさー、オレにはいいかげん限界だったの。
ぶっちゃけリーダーにヤキモチやいてたの！

ちょっと面白くなかった。

だってにのは別にリーダーの事が好きな訳じゃないよね？

フツーに、オレらに対してと同じ位、フツーにメンバーとして好きなだけだよね？

だったらさ、なんでそんなに可愛さ追求に必死なの？
初めはあんなにはずかしがってたクセに。

だから聞いてみたんだ。


「にのってさぁ、リーダーが好きなの？あ、恋愛的な意味で。」

「は？なに言ってんの？んな訳ないっしょ。」

振り向いたにのはいつ着けたのか本番さながらに猫耳・猫しっぽを装着した姿で否定してくれた。

くれたけど…


「だって、なんかすごく熱心だし…」

顔をふせてモゴモゴ言うと「聞こえにゃーい」なんてふざけて聞き返す。

ソファに体を沈め、顔をうつむかせて黙っていると、にのがこっちに歩いてくる気配がした。


「どうしちゃったの？相葉さん？」


ラグの上に四つん這いになり、オレの顔を下から見上げてきたにの。

その姿はまさに猫で…

一気に血が一点に集まっちゃったんだ。

「猫…」

「ああ、相葉さんしか見てる人居ないし、ちょっと着けてみたの。
にゃーう？」

さっきから語尾ににゃあにゃあつけて、ふざけてんの？
それとも、それもリーダーの為の練習？


「にの、いつの間にかノリノリだね？そんなにリーダーに可愛いって思われたい？」

「にゃに言ってるの？(笑)練習だよ。れんしゅー。可愛いって思われたいって言うより、喜んで貰いたいしね♪」

「…じゃあ、また特訓してあげるよ」


おもむろに立ち上がり、四つん這いのままのにのを肩にかつぐように抱き上げる。


「わ！にゃに？…じゃなくて、何？相葉さん、特訓って別に…俺。」


寝室のドアを開けてベッドの上ににのを投げ出す。


「わっぷ！ちょっとあいばか！あぶな…い、え？ちょっ、近っ/////」


そう言うのも当たり前。
にのを囲うように手をつき、鼻と鼻がすり合う位に近づけた顔。

オレ知ってるよ？
にの、オレのこの顔好きだよね？

笑顔を封印して瞳に力をいれてジッと一点を見つめる、この表情。

オレの「男」を全面に出したこの表情に弱いよね？

ほら、もうドキドキしちゃってるよね？

目が泳いでるもん。

R行きますよ？( ´艸｀)

○゜*・。＊*・゜。○゜*・。＊*・゜。○


「にの、可愛い。」


耳朶を唇で掠めながら囁けば、ビクンっ跳ねる体。

「ね？特訓だよ？もっともっと、可愛い猫になれるように…」

「とっくん、って、べつにおれ…は////」

「リーダーに喜んで欲しいでしょ？」

「それは…そう、だけど…////」

「でしょ？だから特訓。…今から、にのは猫になるんだよ？」


ぺろりと耳朶を舐める。


「ふっ、やん///」

「ほら、ダメだよ？にのは猫なんだから。
にゃあしか啼いちゃダメ。」

「え？そんなん、む、り…ひゃっ！やっ、あっあん、ぃにゃあーん！」


耳の穴に舌を挿し込み舐めまわしたら、猫の声。


「出来るんじゃん。」


可愛くて仕方ないオレの猫。

もっともっと高く甘い啼き声を聴かせてよ？


それこそ猫がするように顔を、唇を、舌でペロペロ舐めていく。

「ん、いや、あーば、さん。」

「ほら、また違う。」

首筋に顔を埋めて鎖骨を舌でなぞる。

同時に片手で別仕事。

シャツをまくりあげて胸の飾りをこね始める。

すれば、ほら。


「あぁん、いにゃぁ////にゃん…で？まーくっ///」

「いいよ、上手。上手に啼けてるよ…」

「も、やだぁ…ぁん、あぁん、にゃあぁぁーん」


そのまま指で飾りを弄りながら舌でゆっくり、まんべんなく舐めまわしていけばどんどん高くなる声。


シャツをひっぺがし、下着とチノパンを同時に足から引き抜く。

我ながら猫しっぽを残して脱がしたのは中々にイイ仕事だったと思うんだよね。


ベッドの上には白い猫

ほんとにリーダーにあげなきゃダメかな？


いいよね？リーダー。

大事にするから。

ちゃんと可愛がるから

プレゼントは別のものを考えるから

だから、この猫はオレにちょうだいね。

12月、リーダーからは何にも要らないから。

もらっちゃうね。


にの、可愛いオレの猫。
今日から大事なオレの猫。

end.

えーっ！？
はぁーー？！
すごく、すきです♡
あん。
やらし（≧∇≦）
・
わたしね、あいにのちゃんの
閨がいちばんやらしく書けないん。
照れるからっ（笑）
あーばさんの、あの目は反則だっ（泣）
いつの間にあんな男らしく(T ^ T)
・
あー。ろくちゃんの絵とあいまって
月夜にさいこーな猫を
みせてもらったなり♡

ちゃんとかわいがるから。。
さいこーでした（大汗）
ごめん、興奮のあまり…
ふたつも書きましたm(__)m

☆ぽんすけさん( ´艸｀)！あーばさんの目、やばいですよね！にのじゃないのにドキドキたじたじ（*/∇＼*） ｷｬーーー！
私も、♪じゅーごやおーつきさん♪見ました(ﾉ^^)ﾉ
そして、思います…ぽんすけさんも自分に打ち勝って、書いてみたらよいのに！と←
え？闇病み桃色さんを(笑)←

続けて興奮を届けて頂き、ありがとうございますヽ(^0^)ﾉ！

☆まみさん(〃￣ω￣〃ゞ
まねきにのに呼ばれましたか？(笑)心の綺麗な人しか呼ばれませんので！さすがです！
(え？腐ってるの間違いだって？いやいや、心の綺麗な私が描いてるのに！←)
冗談はさておき(^^;)

入って良かったですよね？(≧∀≦)？にのかちゃんの素敵なお話が！( ´艸｀)♪
綺麗に完食ありがとうございます(ﾉ^^)ﾉ

☆にのかちゃん(ﾟ言ﾟ)☆
かつぐ　はメッセージした通り( ´艸｀)お待ち下さいませー(笑)
くろばさん、描かずにはいられない、ラスト二行！！！
もードキドキ、ルンルン♪させられたよー♪
可愛いにのみやさんだったぁ(*´▽｀*)！

闇病み桃さんΣ（・□・；）
か、かいて、みるか（大汗）
そうね、末ズふたりだって
最初は会話さえ
書けなかったんだしね…
ひぃ〜、、、想像しただけで
心拍数あがりまくりです（≧∇≦）
・
楽しみにしとく♡かつぐ♪( ´▽｀)

きゃぁぁぁ。
素敵すぎる。
猫宮さんの、腰！ 腰が！

あーばさん！黒い、けど仕方ないよね！
可愛すぎる子が悪い。
顔近づけるところでドキドキしちゃいました（＞ω＜）
猫ちゃんの目を泳がせるくらいですもんね！
6さんが あいにの の人で良かった（笑）
おこぼれに預かれました！！

猫耳もふかふかしてそうで可愛い。
にのかさんも6さんも！ありがとうございました！（*＞ω＜*）


かつぐ！？

☆ぽんすけさん( ´艸｀)♪闇病み桃ちゃん楽しみにしてますね！！(笑)←
ドキドキバクバクwww

かつぐ、頑張ります(^^;)絶賛上手く描けない中ー(*w*;

☆ひつきさん(≧∀≦)♪
可愛いよね！可愛いにゃんこだよね！(ﾉ^^)ﾉ
もーwwwにのあい好きであいにの好きなんですよ( ´艸｀)♪

かつぐ(笑)にのかちゃんからのこっそりリクエスト(笑)超難しかったってゆーオチ付きで迷走中ーです☆←

ふはあーーーーーーーーーーーなんかなんか続編できてるーーーーーーーーーーーーー/////////

うさたん！勝手に宣伝してもーたーーー！！
そして続編私がにのかちゃんにお願いしてもーたー！！←
それを、ありがとう(＞_＜)！！！