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らくがき (1月4日 23時)

「あのさ、やっぱノエルは街で住んだほうがいい」

「え、い、いやだな、ユーラ何言ってるの」

「いや、さ?やっぱノエルには家族もいるし友達だっているだろ?」

「うん」

「でもここでは俺としか会えないんだぞ?たった一人のために大勢を犠牲にしてていいのか?」

「で、でも、僕はユーラと離れたくない!!」

「俺だって嫌だ。でもな、にぎやかで綺麗で楽しいところでいるのがノエルのためだと思う。」

「どうして」

「え」

「どうして......」






....長くなりそう^p^

書く。(頼まれたら)(頼まれなくても)

シリアルシリアスー

作品のタグ:創作cp, ユーノエ, シリアス

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葉介(雪風) - 2015/01/04 23:43:51 違反報告 -

ユーラが変なことを言う。

街に戻ったほうがいい、って。


「どうしてそんなこと言うの」

「ノエルのことを思ってだ。だから...」

「うるさいな!!!!」


思わず突き飛ばす。

なんで今言うの、今まで言わなかったのに、どうして


「....ノエル」


ユーラの顔が歪む。悲しそうに、愛らしそうに、感情を抑えるように。

ユーラの声が揺らぐ。涙が出そうなのを抑えるように、か弱く。

今まで見てきたユーラなんかじゃなくて。


「.....ごめんな、こんなこと」

「じゃあなんで言ったの.....なんで!今!ここで!!」


すべてに対して反論するように、否定するように。

今までこんな大きい声だしたことない。


「ずっと言えなかった。こうやって、言われたらって。嫌な思いされたらって。」

「......だ、だからって.....そんな、急に.....」

「それにな、俺、もうすぐ死ぬかもしれない」

「は.....?」


ユーラの死の宣言。

初めてした喧嘩。

その日はユーラと出会った日で、


僕の誕生日。





葉介(雪風) - 2015/01/04 23:54:06 違反報告 -

結局あのあと僕とユーラは一言も話さずに部屋へ戻った。

悲しくて、今までたまってた涙が一気にあふれてきた。

我慢できなくて、でもユーラの前では見せたくなくて、僕らしくなくて。


『ユーラは悲しくないのかな』

『もしかして僕と同じように泣いてるのかな』


喧嘩したはずなのに頭の中はユーラのことばかり


「.......っぐす」


きっと今僕の顔は涙でぐしゃぐしゃ。

こんなのじゃ顔向けできない。

ああ、きっと明日になると目腫れてるんだろうな。


疲れがドッとでて、僕はそのまま眠りに堕ちた。



やっぱり朝日はまぶしかった。


「.......っはぁ....」


ため息が出てしまう。

憂鬱。


その一言だけだった。

葉介(雪風) - 2015/01/05 23:53:26 違反報告 -

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