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小っちゃい頃は (1月15日 22時)

右目は水色だったしちゃんと腕もあった

色が変わって腕がなくなったのは18歳の頃、そのころの事をコメントで話そうではないか←

作品のタグ:贖罪学園企画, らくがき

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慈羽が18歳、贖罪学園に入る一週間ほど前のこと

慈羽は昔から両親が嫌いだった、慈羽には8歳離れた弟がいるのだが

父親はその弟が嫌いで毎日のように暴力をふるい、飯を抜き、家に閉じ込めた。

母親はそのことを知っておきながら無視をし続け、一日のほとんどを家の外で過ごす

慈羽はそんな両親が嫌いで弟のいる部屋に毎日行った

そして今日も、弟の部屋に訪れる

コンコン

「慈烏(じお)ー入るぞー」

そう言ってガチャと扉を開ける

「慈烏ーほら、今日の飯持ってきたぞー」

慈烏がいるであろうソファーを目指す

ピチャッ

足に何か冷たいものが触れる

「?水か?」

そう言えば電気を付けていなかった、そう思い電気をつける

そして足元を見れば赤いもの

一瞬脳裏に浮かんだ可能性を振り払い、弟の名前を呼ぶ

「じ、慈烏?」

おりおん@あきら - 2015/01/15 22:38:32 違反報告 -

ソファーを除いてみるとそこに居たのは血だらけで倒れている慈烏だった

「慈烏…?な、なんだ、いたずらか?ははっ驚かすなや」

そう言っても慈烏が起き上がる様子はない

「慈烏、なあどうしたんや?慈烏?脅かそう思うてそのまま寝てしもうたんか?」

そう言って慈烏を揺するも起きる気配はしない

慈烏の体を仰向けにしてみると

胸に大きく穴があった

どうやらナイフで開けたらしい

そこからは今でも血がドクドクと流れている

「慈…烏……っ」

その時、ガチャっと扉が開く音がした

ビクッと肩が揺れ、ゆっくり振り返る

そこに居たのは血がついたナイフを持った父親だった

「ああ慈羽、こんなところにいたのか」

俺は声も出ず、ただただ、その顔に付いた血を見ているしかなかった

「どうだい?その姿だと慈烏も綺麗に見えるだろう?あんな汚いゴミより、少しは綺麗になっただろう?」

俺はその言葉に殺意を覚えた

慈烏が汚い?ゴミ?血だらけの姿が綺麗、だと?

「お前…」

「何だ、慈羽、父親に向かってお前だなんて、どうしたんだ?」

「どうしたやあらへんやろ…っ」

おりおん@あきら - 2015/01/15 22:56:33 違反報告 -
続きは明日書く
おりおん@あきら - 2015/01/15 23:10:47 違反報告 -
あ、泊まりに来たから月曜日か日曜日の夜に書く←
おりおん@あきら - 2015/01/16 19:42:16 違反報告 -

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