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声 (1月16日 22時)

狸面~♪

あ、コメ欄でまたあれ書きます^^
作品のタグ:狐面企画, 狸面戦

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2015/11/24 19:58

塗り絵
2015/9/17 22:03

合作とか…したいなぁとか…
2015/9/5 20:43


コメント一覧

「嫌だよ。」
「助けて。」
「お願い。」

―――――うるさい。

――――――――――果てしなくうるさい。
=狸面領地=

・・・・そろそろ私も朽ち果てるのだろうか。

私にとっての唯一の仮面「派裏過」の記憶は、私にとっての唯一の覗き穴だった。

それが、今じゃ全く役に立たない。

さっきから助けてだの怖いだのと言っているが、そもそもそれを言う前に普通なら相手を刺すのが常識だろう。

でも、あいつにはできない。
こんな仮面一枚じゃ出来なかったのだろう。

私が彼女の記憶から引っ張り出した情報にあったのは、深く、広い河。
てるゝが暮らしている場所だった。
だが、其処には生き物が誰ひとりとして居ない。
狸面の勢力が来るっつー話は聞いていたが、これはどうも違う。
赤く染まった川岸、紫色の液体。
青紫のガラスの破片のようなものが飛び散り、それを見下したような目で見る死神・・・・の下っ端。
その皮膚には小さな切り傷がいくつも付けられていたものの、誰かに切られたような形跡はない。
そいつの手の中には、白光する石のようなものが握られていた。
強い桃色の髪。
顔の上部はまるで仮面のように、大量の黒い「何か」で覆われている状態。

――――――――――罪神だ。



             ・・・・記憶が切れた・・・

おそらくあれだ。
私が乗っ取ったからだろう。
だが、今日はどうも調子が悪いな。
こいつ、まだ意識がある。
「なにがしたいの」
「おねがい、とまってよ!!」
私の心までは流石に読みとれなかったか・・・
・・・・・・とか、考えるのもそろそろ終わりにしよう。
今、私は当然のことながら狐面勢力の一人の娘として此処に立っているわけだが。
23・・・24・・・・27・・・・・・・・・50・・・・・・・

とてつもない量に囲まれた。
まぁ、これで増援を減らせるなら良いんだがな。
娘には悪いが、私はあんたを巻き添えにしないと死ねねぇんだ。
物理的にも、感情的にも。
私を「悪魔」から「狐」へと変えた、
お前を。
お前等を。

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