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(小説)コメント欄有 (1月31日 9時)

紅い海に沈んで逝く









確かに”ジャボン”と聞こえたのだ。





視界はドロリとした赤、いや紅に染まった。

奥には白っぽい満月が浮かんでいる。

私の濁った眼にはそれしか見えない。




それはいつも唐突に訪れる。




家でテレビを見ている時。

近所をぶらついている時。

学校の三時間目。

家での勉強の時間。


”あいつの心臓にナイフを突き刺した時”



_______私には小さな頃から心臓に問題があり、事あるごとに発作を起こして

両親を困らせた。もちろんその事でいじめにもあった。治療費はかさむばかりで

治る見込みもなかった。


私は見捨てらる運命にあった。


引き籠るくせに勉強の要領が悪くて何も取り柄がない。

生産性も無いくせに親の脛をかじり続けてた。


そこに現れた”あいつ”という名の一筋の光。

縋らない訳にはいかなかった。(続きは占ツク内の小説にて!!←これから描きます汗)

作品のタグ:小説

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海の埃@塩蔵 - 2015/01/31 09:21:11 違反報告 -

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