吉原　花魁救出企画 - 夜魅仍のｋｓブログｗｗ

　　　　　　　　　
時は、お江戸＿＿
この時の時代では、四つの地区があった・・・
一は、綺麗な花が咲き誇っている『華道園』

一は、遠い北の端にある『雪海凍』

一は、この世で一番美しい着物をつくりあげる『羽織町』

一は、透き通るように青い湖がたくさんある『青水道』

でも、一人だけどこの地域の出身ではない少女がいた＿＿

外見も言葉使いもなにもかもが違うとても不思議な女の子
でも、その少女はほかのオナゴたちとは比べ物にならないほど
美しかった

「あの、オナゴは私の店が買おう」
だが、それゆえに吉原遊廓の各店から狙われやすかった
あるとき、少女は何者かに連れ去られた
連れ去られた場は、お江戸の中心部

『江戸道中』

無理やり、町娘を連れ去っては吉原遊廓の花魁に仕立て上げる外道街
しかし、花魁になる前に行われるのは人事売買
そこで、各店に買われ躾がされる。
少女は、吉原で一有名な『赤蘭』に買われた

それから、９年後
少女、否、オナゴはどこの店の花魁からも憧れられる花魁になっていた

「ようこそ　おいでくんなまし」

その店の前を通りかかった男４人が同時に振り向いた。

そして、オナゴの瞳から伝わった≪悲しみ≫≪助けて≫と願う感情を

感じとり誓った

「「「「このオナゴを我が国へ」」」」

自分の国へ招き入れ助け出そうと＿＿