死界の赤ずきん企画

死界…すなわち、死の森。

赤ずきん、すなわち命運を握るもの。

＊＊＊

「死の森」ー…。

誰も近づこうとしない、その森を人々はそう呼ぶ。

入れば最後、出ることは不可能。

なぜなら、その地には…

人ならざるもの、すなわち人外、そして狼など…人々を襲い、食らおうとする輩がうようよいるからだ。

人々はその森から、それらが出ることを恐れた。

それゆえ、人々は柵をはった。だがしかし、人外たちに通じるはずもなく。

人々はあきらめ、村の人間を贄として差し出すことにきめた。

目印は、赤ずきんの少年少女。

死の森に入ると、待ち受けているのは人ならざるものたち。

彼らは少年少女を食おうと襲い掛かる。

だが、希望を捨てない少年少女は抵抗をする。

待つのは、不幸な死か、それとも幸せな未来か。

今、戦う赤ずきん少女、赤ずきん少年たちとそれを食おうとする者の

壮絶な戦いが幕を開けるー…。