IRALOG | ランキング | コミック | 検索
新規登録/ログイン
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:165 hit

偽りの存在。 (6月30日 21時)

コメ欄
作品のタグ:自然擬人化企画

このブログの最新エントリ

ハァン
2016/6/26 15:28

ンンン
2016/1/4 13:13


2016/1/4 1:39

覚えてますかね
2016/1/4 1:07


コメント一覧

 

何も、聞こえない。

 

 

 

この空間は、偽られた場所。

即ち、現実にあってはならない空間。

・・・異空間。

 

 

目の前には、俺が、大嫌いな、あいつがいる。

 

 

俺と、そっくりの、けど、俺じゃない、存在。

 

 

 

「・・・なぁ」

 

 

アルトの、中性っぽい自分の声が、異空間でこだまする。

 

自分の声だとは、思えないほど、俺の声はかすれて、弱弱しかった。

 

 

「なに」

 

 

目の前の、そいつはやっぱり普段の自分と同じような声。

 

俺は、ニコニコ、と笑みを浮かべる。

 

これは、悪い癖だ。

 

 

苦しみから逃れるため、笑顔で耐え抜く自分の、癖。

 

 

「なんで、お前ばっかり?」

 

やっと、口にできた言葉は、そいつに一瞬おびえの表情を浮かばせてくれる。

 

あぁ、うれしい。

これ、この顔が俺は見たかった。

自分の罪を、認めて・・俺が何を言うのか、おびえている表情。

 

 

普段無表情の、そいつが珍しく顔を崩した、つまりそれほどあせっているのだ。

 

 

 

「・・・ごめん」

 

 

その声は、俺の言葉みたいに、棘がなく、抑揚もない。

 

 

なんで・・・・・・・・やっぱ、お前なんか嫌いだ。

 

「『ごめん』だと?・・・チッふざけんなよ。俺は、なんであんな暗闇で生きている?」

 

真っ暗、怖い、寂しい、冷たい、寒い。

 

 

誰も俺には目を向けない。

 

俺を見て。

どうして海なんだ?

 

 

俺が、俺が・・・深海こそが、生命の源、だろ?

光を遮断された世界に生きる者の苦しみ、悲しみ。

 

一度でいいから外の光を思い切り浴びてみたい。

 

 

「俺が・・・お前を、切り捨てた、から」

 

無表情の中に、なんとも言いがたい顔がある。

おびえ、悲しみ・・・どれもあたっているようで、まったく違う。

 

 

「あぁ。そうだ。・・・で?なぜ。俺が切り捨てられた?」

 

 

海と、深海。

 

元はひとつの存在だったハズだった。

 

 

だが『俺』はいつのまにか一人ぼっち。

隣に、お前は居なかった。

誰もいない。

 

 

「ッ・・・」

 

苦しい。

こんな、キツイ思い。

なぜ俺だけ・・・。

 

 

不の感情が、ぐるぐると胸の中を渦巻いて、竜巻みたいになる。

 

 

俺は、何もしていないのに。

そんなことばかりしか浮かばない。

 

 

「ごめん」

 

 

また、だ。

 

お前は謝ればいいと思っているんだろ?

・・・俺は・・・・。

 

 

お前に、どうしてほしいのか、それもわからない。

ただ、お前が羨ましい、それだけ、なんだよ。

 

 

 

~一部終了~

 


これ、全部かくのには時間かかるだろうから、ここらで切ったよ。

そしてですね、まだこの段階じゃ意味不明だと思うんだな。
あきちゃん、君文才あるじゃないか(´・ω・`)
黎鴉@ねこ嫁 - 2013/06/30 22:03:31 違反報告 -
おだてても何も出ないわよww
本音だよwwwww
黎鴉@ねこ嫁 - 2013/07/01 20:34:31 違反報告 -

あ、ありがと・・・

 

けど、この話意味わからないでしょwww

うん、まだwwwwwwわからんwwwww
黎鴉@ねこ嫁 - 2013/07/01 21:03:41 違反報告 -


だろうねwwwww

たぶん、全部書き終わっても解説が必要だよwwwww

マジでかwwwwww
黎鴉@ねこ嫁 - 2013/07/01 21:11:20 違反報告 -

うんwwww

コメントするにはログインしてください。新規登録はこちら