コハルの現実 - ●

コハルは10歳くらいのときに親に捨てられ誰も寄り付かない公園で弟と2人でなんとか暮らしていた。つまりホームレス。ある朝、弟の身体が冷たくなっているのに気づく。今までは盗みなどをして食べ物を得ていたがある時見つかってしまいそれも出来なくなった。餓死寸前のコハルよりも先に弟が死んでしまった。コハルはボロボロと涙を流し泣きつかれて眠ってしまう。既に心肺停止状態。病院にも行けないので誰かに見守られることなく死へ直面した。そんな中たどり着いたのが夢国。その裕福な暮らしに幸せを感じた。弟とコハルの魂は夢国に行く直前に1つとなった。（赤い目は弟の魂、黒い目はコハルの魂）いつもは「コハル」であるがごくまれに「弟」になる。

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