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【腐】大宮小説【学パロ】 (11月17日 0時)

コメント欄にて。
好きな作家さんの小説読んでたら
無性に書きたくなったので…
学パロにした意味がもはや不明ですが
お暇なときにでもよろしくお願いします。
今なら恥ずか死ねます。
作品のタグ:, 小説

このブログの最新エントリ

the DIGITALIAN
2014/10/21 20:12

arsさん!
2014/8/30 21:43

LOVE。
2014/8/2 20:42

あーばし。
2014/3/7 23:34


コメント一覧

.

 


2つ前の左の机、窓際で日光に照らされるアイツの背中。
机に突っ伏すあの妖精は、きっと光合成でもできるんだろう。
じゃないとあんなマイナスイオンを出せるはずがない。


アイツを見つめる時間は、
数学教師の分かりづらい説明をノートにとるより
俺にとってはよっぽど有意義なのだった。


必死にしゃべりかけてくる隣の女。
ケータイに写る自分を自慢げに見せびらかす前の女
適当に笑顔を見せておくけど
愛想を振りまくのもそろそろ飽きた。

はやく天使に癒されにいきたい。


あーあ。


アッツい視線送ってんのに。
こっち向けよ。眠そうな目で俺を見て。

…ピクリともしねぇんだもんなぁ。


その背中を憎らしげに見つめてから
虚しくなって吐き出した嘲笑と溜息は、
授業終了のチャイムに掻き消された。

.
尚和. - 2013/11/16 20:03:15 違反報告 -
.



「おおのさん。」



50分間見つめ続けた背中にようやく触れられる。
毎度のことなのに、嬉しくて。

俺の視線に気づかなかった罰だ!
と、思いっきり抱きついてやる。

まぁ、この人が気づかないようにしてんのは俺なんだけどさ。



「うぐっ……にの、おはよ。」



なーにがおはようですか。もうお昼だよ。

そう言って、彼の机の横にかかっているお弁当を持つ。
今日も食事に無関心な大野さんのために潤君
栄養万点のを作ってくれたんだろう。

以前は購買に走っていた俺だけど
大野さんとお昼を食べるためにと
早起きして作るようになって、もう半年。


今日は教室で食べよう…かと思ってたんだけど
ダメだ、さっきの女がこっち睨んでるわ。

ばーか。
心の中で舌を出す。

俺は、お前のことなんかハナから見てねぇんだよ。

その無駄に長い睫と大きい目よりも
眠たそうに垂れ下がった細い目のほうが好きなんだ。



「大野さん、屋上いこ。」



「どっこいしょ」とおっさん臭く立ち上がるのを見て
それでも尚"可愛い"と形容してしまうあたり、
俺はもうかなり重症なんだと思う。


眠たそうに瞼をこする彼の腕を掴んで
足早に教室を出る。



.
尚和. - 2013/11/16 20:18:11 違反報告 -
.


「おー、貸しきりだぁ」


「ほんとだ、珍しい」



さっそく彼は、冷たいコンクリートに横になる。


この季節に寒くないのかと問うと、
にのが隣に来れば暖かいよとへらり笑って返される。


俺は頭を抱えた。

こんの、無自覚子悪魔天使が。


これだから目を離せない。
まさかとは思うけど、

他の人にやってないでしょうね、それ。


 
醜い嫉妬心を何とか飲み干して、
大野さんの隣に腰を下ろした。


 


「…」



「…」



「…」



 
大野さんがむくりと身を起こす。


 

「寒い!馬鹿!」



 

何を罵倒しているのか知らないが
彼がそう叫ぶのも無理はない。
なぜ貸しきりだったのか、理由がわかった気がする。

冷たい風が身を切るように痛い。
衣替え前のシャツにジャケットでは寒すぎた。

これでは弁当どころではない。


はやくも鼻を赤くした大野さんは

 


「うー、にのー、助けてぇ」


 

そう言って抱き付いてくる。


こ、れ、は…

一気に体に熱が戻ってくる。

あごに髪が当たってくすぐったい。
シャンプーのいい匂いが鼻を掠めてクラッとする。
腰に回った細い腕に、思わず背筋が伸びた。



スキンシップは普段からしてる。
でもそれは俺からの一方的な愛情表現で。
よって、主導権はいつも俺にあったのだ。

動揺しないはずがないでしょう。


 

.
尚和. - 2013/11/16 20:35:08 違反報告 -
.


 
「うお、なんかにのあったけぇぞ」



 
そんな嬉しそうに言わないでよ恥ずかしいなもう。


そりゃそうですよ。好きな子に触れられて
体温上がらない男がどこに居ますか。

例え、その"子"も男だったとしても、ね。



行き場をなくした俺の両手が目にはいった。
 
この場合、俺も背中に手回せばいいんだよな?
この人から抱きついてきたんだもんな?

なんか…普段と勝手が違うとやりづらい。


 

できるだけ平常心を保って

そっと背中に触れようと


したのに。


 

「ぎゅー」


 

と言いながら大野さんが、
抱締める腕に力をこめるから。


近い!可愛い!近い!可愛い!


もーやだ。何この子。

 



結局背中に廻せなかった両手で顔を覆った所を
まさか大野さんが見ているとは思わなかった。


 


「にのー、弁当」


「そんな気分じゃないです」


「おれ腹減ったもん」


「もう…」


 

どうにでもなりやがれ。
ちょっとでもアンタのペースで
流されそうになった自分が恥ずかしいよ。

弁当箱を取ろうとしても大野さんが離してくれなかったから
腕を精一杯伸ばすけど、届かない。

なにがしたいんだかさっぱりだ。
いっそ流されたほうが楽なのかもしれない。

 


「腕短いなぁ」


「んなことないです」


「ふふ、可愛い」


 


今、可愛いって言ったよね?
それって脈ありって事か?

ぼん、と音が聞こえそうな勢いで
今度は完全に顔が熱くなった。

 


そんな顔を見られたくなくて
必死に身をよじるけど、

とん、と肩を押されたと思ったら
次の瞬間、


 
背中には冷たいコンクリートの感触、
目の前には空のブルーをバックにした大好きな顔。


 

「にののせいだよ」



この人の話はいつも唐突だ。
まぁだから面白いのだけれど。



「いつもおれの事ばっか見てるくせに」


 
そう言って近づいてくるいつになく真剣な瞳。
気圧されそうになりながらも
宝石のようなそれについ見入ってしまう。



「ちっとも先にすすまねぇんだもん」



大野さんの口角があがるのが見えた。



「でもそんな顔されたらもう限界。」



ペロリと口元を舐める
その色っぽい仕草にクラリとする。



「…いくじなし。」



目に鋭い光が宿るのが見えた。

俺の天使、大野さん。
かえってきてくださいおねがいします。


 


 
「もう俺ハラペコなんだけど?」


 



.end!
尚和. - 2013/11/17 00:46:55 違反報告 -
あー恥ずかしい!恥ずかしい!!
長いよ長いよ!小説なんか久しぶりだからもう…!
完全なる夜中のテンションだよ!意味わかんないよ!
とりあえずえっと、
「俺」口調で口悪いのにのちゃんが好きです!!!((
尚和. - 2013/11/17 00:48:19 違反報告 -

……むへへへへ(*´艸`*)((

 

やばーい!!!

なにこれステキ!♡

 
「いつもおれの事ばっか見てるくせに」の天使さんフーフー!(*ノェノ)キャー
 
私も一人称が俺の、口悪いニノさん好き好きー(♥ω♥)
ごちそうさまー!!
梨名 - 2013/11/17 11:17:52 違反報告 -
しーなさん!

うわああんありがとうございます(泣
さぞ読みづらかったでしょう…
ごめんなさい!嬉しいです!←

僕ん家の天使様はにのちゃんより一枚上手です 笑

おお!共感してくださいますか!!
へへへ、いいですよねぇ♪
お粗末さまでした!
尚和. - 2013/11/17 18:35:23 違反報告 -

今更でごめんなさーい><

でも、でも!素敵すぐるー!!!

から黙ってられなかった!

腹ペコだからなんだって言うのさ、おーのさん!

ぺろりと食べちゃうのはお弁当だけですよ?

その子は、もっとゆっくりじっくりと・・・ね?

味わって♡

にのか - 2013/11/22 21:30:20 違反報告 -
おお、にーか師匠!
今更なんてとんでもないです!
ででででも恥ずかしいいいい((
コメントの!語彙力がMAX!←
そうですよね、じっくりですよね、うへへ…(
きゃーっ、私が味わうーっ//((殴
尚和. - 2013/11/22 21:39:52 違反報告 -

え?ずるい!

私も味わいt☆o( ̄、 ̄)丿☆

☆ぎゃっ!殴られたー( ××)〜〜

にのか - 2013/11/22 21:51:27 違反報告 -

つか、師匠ってなに?><

 

そんな立場になれる覚えがこれっぽっちも~(*´>д<)(>д<`*)

 

ない!www

にのか - 2013/11/22 21:53:11 違反報告 -
師匠は師匠!
師匠です!にーか師匠ー!!(殴
はうっ、殴られた…((

よし、じゃぁ上半身は私に任せて下さいね!←
prpr..((
尚和. - 2013/11/22 22:03:03 違反報告 -

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