happyendまで、あと少しだよ?」
A.␣␣説得。␣␣
四週目イベ。
逆に助けに来てもらってるように見える・・・き、気のせいだ;;!((
▼コメ欄 ミニ小説
募集!! 2015/11/8 19:17
*参*加* 2015/11/8 18:01
関係とか 2015/10/13 22:23
⇒参加です! 2015/10/10 21:45
「私が・・・あの子が、そう。」
「あの子が望んだhappyendってさ。」
「きっと、貴女無しじゃ成立しないんだよ。」
貴女に手を伸ばして語り掛ける。
少しでも、心に射す光となれば。私はそれで良い。
それが私の役目であり、彼女たちの願いなのだから。
──主役なしではENDは迎えられない。
復讐ではなく幸せを願った、弱くて優しいその願い。
「これが私の答え。」
いつも通りの笑顔で貴方に微笑む。
「さぁ、もう目の前だよ?」
「happyendまで、あと少し。」
まだ、泣き崩れた疲れで座り込んでいる貴女を・・・
黙ってギュッと抱きしめて、私はその場を離れた。
ドア越しに、誰にと言う訳でもなく、呟く。
「あの時、君がしてくれた様に・・・私もできたかな?」
ギュッとこぶしを握りながら。
思わず、こぼれたこの言葉をすかさず嗤う。
「ハハッ、なんだか、小説の主人公フラグじゃん。」
ベレー帽を目深に被って座り込む。
「私は、主人公になれるようなモノとか持ってないしね。」
「でも、主人公の近くにいる、仲間的な役割には成れるかなって。」
再び、立ち上がり、気合を入れなおす。
「私が出来るのはここまで。ENDを飾るのは、一体どんなお話かな。」
そして、姉譲りの不敵な笑みで呟いた。
「…お姫様をお城から救い出すのは王子様の役目だよ?」
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「私が・・・あの子が、そう。」
「あの子が望んだhappyendってさ。」
「きっと、貴女無しじゃ成立しないんだよ。」
貴女に手を伸ばして語り掛ける。
少しでも、心に射す光となれば。私はそれで良い。
それが私の役目であり、彼女たちの願いなのだから。
──主役なしではENDは迎えられない。
復讐ではなく幸せを願った、弱くて優しいその願い。
「これが私の答え。」
いつも通りの笑顔で貴方に微笑む。
「さぁ、もう目の前だよ?」
「happyendまで、あと少し。」
まだ、泣き崩れた疲れで座り込んでいる貴女を・・・
黙ってギュッと抱きしめて、私はその場を離れた。
ドア越しに、誰にと言う訳でもなく、呟く。
「あの時、君がしてくれた様に・・・私もできたかな?」
ギュッとこぶしを握りながら。
思わず、こぼれたこの言葉をすかさず嗤う。
「ハハッ、なんだか、小説の主人公フラグじゃん。」
ベレー帽を目深に被って座り込む。
「私は、主人公になれるようなモノとか持ってないしね。」
「でも、主人公の近くにいる、仲間的な役割には成れるかなって。」
再び、立ち上がり、気合を入れなおす。
「私が出来るのはここまで。ENDを飾るのは、一体どんなお話かな。」
そして、姉譲りの不敵な笑みで呟いた。
「…お姫様をお城から救い出すのは王子様の役目だよ?」