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秋夜の過去 (2月6日 9時)

コメランで↓やります
作品のタグ:小説, 過去, 妖の森

このブログの最新エントリ

シンプル目テンプレ
2014/11/16 18:40

お、女の子が描けん!!汗
2014/9/19 0:40

Twitterで絡みたい…
2014/8/23 20:00

研磨(ฅ✧ω✧ฅ)!!
2014/8/23 7:23


コメント一覧


昔むかし 人間では近寄ることのできない

秋ノ森と呼ばれる森がありました

その森はいつもいつも秋のままなので

秋ノ森と呼ばれるようになりました

そんな森に 妖狼族の小さな群が住んでいました

落ち込みの激しい黒豹。 - 2014/02/06 09:56:37 違反報告 -

ある一人の狼族の女がいました

群れの大将である狼の娘でした


ある日女は少し離れた森の中にある泉に

水を飲みに来ておりました


女が水を飲んでいると

水辺で誰か倒れておりました

女は警戒しながらも 様子を見に行きました


狼女「な、なんだ!……あ、妖?」


倒れていたのは天の使いである

"白天狗"の男でした

けれど男は足に酷い傷をおっておりました

女は哀れみ 男を近くの穴蔵へと連れていきました もちろん 仲間達には内緒で
落ち込みの激しい黒豹。 - 2014/02/06 10:03:12 違反報告 -

女は男を看病しました

女は困っている者を放っておけなかったのです

女の看病のおかげで男は目をさましました


白天狗「感謝します…貴女が助けてくださったのでしょう?…」


男は届け物の途中で 怪我をおってしまったと

女に説明しました

男はまだ動けない体なので

女に看病を続けてもらいました

男と女が想い合うのには

そう時間はかかりませんでした


すると女は男の子を孕みました

男と女は深く深く愛しあっておりました

女は子供を無事に生みました………ですが


それを知った女の父親は怒り狂いました
落ち込みの激しい黒豹。 - 2014/02/06 10:13:47 違反報告 -

するとなんと父親は

男…白天狗を殺めてしまいました

女は違う種族の子を産んだ罰として

群れの中から子供と追放されてしまったのです


それでも女は愛した男の忘れ形見…息子を大事に育てようと決めました

落ち込みの激しい黒豹。 - 2014/02/06 10:16:41 違反報告 -

女は息子を"秋夜"…しゅうや と名付けました


秋夜「母上!!!!!!」

母「………なんだ?…秋夜」

秋夜「あ、あのなっ!!オレ、木の実を沢山拾ってきたんだ!!!!!!!!母さんに喜んで欲しくて…」

スッ…と秋夜は母親に沢山の木の実を差し出しました


ですが_________


母親はその手を振り払いました
落ち込みの激しい黒豹。 - 2014/02/06 10:20:57 違反報告 -
秋夜「っ………母上…」

母「いらないよ…ほしくない」

秋夜「!!…やめろよ!なんで!?」

母「…あの人の所へ逝きたい…もう疲れた」

秋夜「!…なんで!なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで母上はっ!


もういもしない父上のことなんてひきずるんだよ!!!!!!???????」


母「黙れっ!!!!!!!!!!!!」バシィッ!!!!!!

秋夜「うっ!……なんなんだよ…」

母「母さんはもう生きたくないんだ…そうだ
秋夜………おまえがあたしを"殺してよ"」


秋夜「!!!…なにいって!!??」


母「それにあたしの肝を食えばあんたはもっと強くなれる…一石二鳥じゃないか……あたしはあの人の所へ逝ける…お前は"一人"でも生きていける!!!!!!」


そう言って母親は秋夜に襲いかかった
落ち込みの激しい黒豹。 - 2014/02/06 10:51:07 違反報告 -
オレは………一人でも生きていけるのか?

オレは一人で生きなきゃダメなのか?

オレは…………一人なんだ_________


幼い秋夜が意識を取り戻すと…そこは


血だまりと化していた__________
落ち込みの激しい黒豹。 - 2014/02/06 10:54:19 違反報告 -
一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり…一人…ひとり


 


 


オレは____________


 


一人なんだ…誰もいやしないんだ


 


一人とゆう言葉は呪いのように


 
秋夜の幼い胸へと刻み込まれてしまった

彼は孤独になってしまったのだ_______


落ち込みの激しい黒豹。 - 2014/02/06 10:58:14 違反報告 -
モウダレモ…オレヲアイシテナンカ…クレナイ
オレハエイエンニヒトリボッチ……………


 


サミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイサミシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイカナシイタスケテクレ…
落ち込みの激しい黒豹。 - 2014/02/06 11:00:20 違反報告 -
秋夜「……………………愛なんて…この世に存在感しねぇんだ…人間も妖も………全て偽りで固めた存在なんだろぉなぁ………泡になって消えてぇよ………………オレは____そしたらこんな気持ちを永遠に味会わなくてすむんだろうよ…」
落ち込みの激しい黒豹。 - 2014/02/06 11:02:57 違反報告 -
そう……秋夜は一人ぼっちで呟いた

秋ノ森に秋夜の声が響きわたっていった___
落ち込みの激しい黒豹。 - 2014/02/06 11:04:35 違反報告 -

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