とい」
くっそ失敗
い 2017/4/29 13:34
時雨くんれんしゅ 2017/4/29 10:54
-----待ち人を 2017/4/29 10:35
に! きつね! 2017/4/27 16:46
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少年は皆に嫌われていました。
少年の容姿は雪のような真っ白な肌に真っ白な髪。そして、世にも珍しい赤色の目だったのです。
少年は皆に「悪魔」と呼ばれました。
ですが少年の母親は…
「白い悪魔なんているわけないじゃない!それに、皆にとっては悪魔でも私にとっては天使なのよ!」
少年はこの言葉がとても大好きでした。
少年は奇妙なことが大好きでした。
前へ前へ前へ前へ前へ前へ前へ…
誰かが座り込んでいました。
それは兵隊と呼ばれるに相応しい人でした。
少年が“それ”へと触れようとした瞬間…もの凄い殺気を背後に感じました。
もうすぐ日が沈みそうです。
少年は慌てて起き上がりました。
先ほどまで自分の背後で殺気立てていた兵隊はピクリともしません。
少年はとても頭が良いので全てを理解しました。
(自分が殺した…)
でも少年はとても頭が良かったので、“正当防衛”その言葉を知っていたのです。
少年は奇妙なことが大好きでした。
ただただ声を上げ笑っていました。
「あら、今日は少し遅いんじゃない? 今日は貴方の大好きな物を作ったから、早く手を洗ってらっしゃい?」
少年は頷くと背中を向けた母親に刃物を振り上げました。
母親は驚いて背後に感じる痛みと共に少年の顔を確認しました。
少年は泣きながら…
「正義正義正義正義正義正義正義正義正義正しい正しい正しい正しい正しい正しい間違ってない間違ってない間違ってない間違ってない間違ってない」
と繰り返していました。
母親は
少年はその場に跪き泣きました。
「母さん…おやすみ」
1日目…朝と何度言っても母さんは起きない。
ピクリともしない…可笑しいな…?
此処から日記。
母さんの優しさにいずれ殺されると思った。